8月10日、4時50分、本日の富士山頂での御来光を、自宅のパソコンで見ることができました!
4時半頃からライブカメラの映像を見ていると東の空がどんどん明るくなり、太陽が顔を出した瞬間です。
その後ますます明るくなり、周りの雲もピンク色に輝き5時すぎまで続きました。
自宅にいながらにして、3776mからの御来光を見ることができます。
富士山頂ライブカメラは、測候所での夏期観測終了までご覧いただけます。
早起き好きな方はぜひお楽しみください!!
富士山頂のライブカメラが、研究目的で公開されたのは2013年に遡ります。
それ以前は防犯用のカメラを山頂、1合庁舎の外のウッドデッキに設置して、数分ごとの景色を、
内部資料として送っていました。
気象庁の許可が得られるようになって公開したのは2013年からで、2台のカメラを西側と東側に向けて、ご来光と影富士を見ていたこともあります。更に3方向を映した年もありました。
カメラの性能が格段に良くなったのは2019年で、その前年の2018年から現在のMORECAシステムのテストを行い、2019年にはリアルタイムで動画を配信しています。
しかし、2020年は、コロナ禍で登山道が閉鎖、山頂測候所が利用できずライブカメラも設置できませんでした。
今年は「MORECA」制作元のCHO&Companyさんの協力の下、
カメラの機能をアップして7月中に設置を完了したものの、雷の影響を受けてカメラが故障してしまい、急遽取り外して一旦回収、修理を終えて安定して画像を公開できるようになりました。
日本一高い場所にあるライブカメラの映像はYouTubeでご覧いただけます。
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(広報委員会)
2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。
また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かるのです。
しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。
そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いいたします。
本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)です。
ご寄付に関しては、控除もありますので などでご確認ください。
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