太郎坊のそよ風

認定NPO法人 富士山測候所を活用する会 オフィシャルブログ

IIAE
三浦部分


今年もIIAEセミナーの特別セミナーが行われます。

三浦理事長の講演

「東京都心および富士山頂で測定した大気エアロゾル粒子の長期変動」

が決まりました。 
内容についてIIAEセミナーのページからご紹介すると:
東京都心および富士山頂で測定した大気エアロゾル粒子の長期変動、エアロゾル粒子は太陽放射を直接散乱、吸収することにより直接的に、雲凝結核になり雲の特性を変えることにより間接的に気候に影響する。
これらの物理特性は粒径により異なる。東京理科大学のグループは1980年以降、都市、海洋、山岳大気エアロゾル粒子の粒径分布を測定してきた。1980年代は高濃度を記録していたが、21世紀に入り減少傾向が見られる。
この減少傾向は粒径にかかわらず、地上付近、自由対流圏においても観測されている。
粒子濃度は気体が粒子化する新粒子生成イベントにより急激に増加するが、イベントの頻度も減少傾向にある。さらに新粒子生成のうちどれだけが雲凝結核まで成長するか、吸湿特性について調査した。
本セミナーではこれまでの観測結果に基づき、おもに粒径分布、新粒子生成、雲凝結核特性について講演されます。

なお、IIAEの研究員でもある本NPOの横田久司東京事務所長によると
「今年も特別に本NPO会員は 
無料聴講 が可能になりました。」
とのことですので奮ってご参加ください。

 参加ご希望の方は、IIAE直接ではなく、東京事務所長の横田までご連絡をお願いいたします。
事務所から一括してIIAEに連絡させて頂くことになっております。
よろしくお願いいたします。

日時:2023年6月16日(金) 13:30-15:30(13:00~受付開始)
■開催形式:IIAEセミナールームとオンラインZoomによるハイブリッド開催
■主催:一般財団法人大気環境総合センター
■共催:認定NPO法人富士山測候所を活用する会
■テーマ:『東京都心および富士山頂で測定した大気エアロゾル粒子の長期変動』
■講師(敬称略):三浦和彦(富士山環境研究センター・東京理科大学)https://iiae.or.jp/instructor/6942/     

■プログラム:(敬称略)
13:30~13:35  趣旨説明 若松伸司(愛媛大学名誉教授 IIAE代表理事)
13:35~15:10  『東京都心および富士山頂で測定した大気エアロゾル粒子の長期変動』 三浦和彦(富士山環境研究センター・東京理科大学)

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一般財団法人 大気環境総合センター(IIAE)
第3回特別セミナー
日時:2023年06月16日  
講師:三浦 和彦 (NPO理事長)
タイトル:東京都心および富士山頂で測定した大気エアロゾル粒子の長期変動
URL:https://iiae.or.jp/seminarlist/special_seminar/
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(広報委員会)


認定NPO法人富士山測候所を活用する会とは


2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。

また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かるのです。

しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。

そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いいたします。

本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)です。
ご寄付に関しては、控除もありますので詳しくはウェブサイトなどでご確認ください。




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