太郎坊のそよ風

認定NPO法人 富士山測候所を活用する会 オフィシャルブログ

7月24日に岩崎山頂班長から送られたご来光です。

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  芦ノ湖と初島 7月24日(撮影:岩崎洋)

「お早う御座います。今朝は久し振りに下界が見えました。昨晩は富士市の花火大会で、良く見えたのですが、角度的に街の灯りと被ってしまって今一でした。」

7月24日には山頂班による長田尾根のケーブルの点検補修が行われました。大きな問題はなく、毎年点検と補修をしていれば大丈夫そうです。

7月25日、早稲田大学速水教授グループが上山、徒歩下山。

7月26日、埼玉県環境科学国際センター(CESS)の村田浩太郎研究員から登山中の写真が送られてきました。米持真一CESS・副室長グループの「日中韓同時観測による長距離輸送されたPM2.5/PM1の化学組成解明」の研究のための登山ですが、装置を来年度から引き継がれる東洋大学の反町篤行教授グループとの共同登山でした。

「今日は米持さんと、東洋大学反町先生とその学生さん3人で徒歩登山中です。今新7合目で皆さん元気・?な感じです。(7:10)」

村田さんのチャットにもあります。

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 新7合目辺り、皆さん元気いっぱい。

お昼ごろには、二手に分かれて、全員山頂に到着。

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「だんだん疲れが見えてくる写真です。それでも山頂にたどり着いて」

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測候所について 一休みして

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しっかり装置の点検と引き渡しを行いました。

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 下山前、岩崎山頂班長と(撮影:村田浩太郎 ほか)

「無事作業を終えてこれから下山です(14:02)」

米持部長から反町先生への丁寧な引継ぎが行われ、富士山頂のPM2.5の測定は今後も続けられるようになりました。

7月27日、開所からずっと山頂勤務だった増本亮班長下山。交代で千田敦司班員が上山。

夏期観測2023は順調に行われております。

(広報委員会)

認定NPO法人富士山測候所を活用する会とは


2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。

また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かるのです。

しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。

そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いいたします。

本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)です。
ご寄付に関しては、控除もありますので詳しくはウェブサイトなどでご確認ください。


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