新7合目付近(撮影:村田浩太郎)
9月2日徒歩登山で撤収作業を予定している鴨川専務理事らの雷グループ・村田浩太郎・埼玉県立環境科学国際センター研究員からの写真です。
山頂富士館まえ(撮影:村田浩太郎)
「結構にぎわっています」
山頂では、前日上山した鴨川専務理事らによって、7月2日から長く御来光カメラとして活躍したライブカメラの停止と撤収が行われました。9月2日 13時57分25秒、これまでライブカメラを見て下さっていたみなさまに一礼してスイッチが切られ、今年のライブカメラ中継は終了しました。(Instagram参照)
なお、同時に通年カメラ運用へのテストも山頂で行われており、近くその結果をご報告できそうです。
9月4日、本格的な悪天のなか、電話関係3グループの撤収に向けて多人数の上山、岩崎洋班長も上山、山頂班は5名になりました。
9月5日、電話関係研究グループ無事撤収を完了しました。
9月5日の長門班長撮影の夕方の美しい影富士です。Instagramには動画も入っています。
9月5日の夕刻長門班長撮影
9月7日8:40受信 岩崎班長から
「お早う御座います。今日の朝、夜明け前には南アルプスも見えない
相模湾と江の島
浅間山、左下石和温泉辺り
嵐の前
東京湾と手前に大山
9月6日、台風13号が近づいていましたが、山頂は朝から雲に覆われ、昼からは霧雨となる天候でしたが、午前中を中心に登山者も見られた1日でした。
9月7日、山頂は台風養生で忙しい1日でした。8日下山予定の佐藤裕介班員は、業務完了後、一日早い下山。9月8日、日付が変わる頃から、風雨が強まり、台風の影響で山頂班は緊張の夜を明かしました。8日午前中は予想どうりの風と雨で、風速は20メートル以上はあったと思われました。「その中でも、外国人登山者は山頂に登ってくるので驚きを隠せない。」と長門班長は日報に書いています。
台風のために、予定されていたし尿汲み取りなどの作業ができないため、11日(月)に行うことになりました。9日の閉所が台風のために延期になりました。
9月11日 10:04 商用電源断
10:10 閉所
今夏も無事終了しました。
(広報委員会)
2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。
また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かるのです。
しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。
そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いいたします。
本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)です。
ご寄付に関しては、控除もありますので などでご確認ください。
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