元旦の能登半島地震に始まった年の初めですが、東京事務所は9日から始まっております。
本NPO会員の中にも、被災地域に在住や研究サイトを持つ理事や研究者が多く、
メールの端々には

「私自身は帰省中で、家族の一部は石川に残っておりましたが無事でした。また自宅も職場も一部で雪崩が発生した程度でした。ただ、輪島に帰省していて昨日ようやく連絡が取れた学生は、「命は助かったが家にはもう住めない」と言っておりました。また金沢市内でも、ご存じの方も多い本学教員の勝見尚也さん(本NPO会員)宅が漏水のため緊急避難中です。」
(石川県野々市市在住:皆巳幸也副事務局長)

「・・・緊急地震速報がなくても船酔いみたいな気分で、余震におびえながら過ごしています。」
(富山県滑川市在住:木戸瑞佳会員)

など心配な言葉が散見され、
夫々の安否を心配しながらの新年です。

今年は、新しい新宿事務所へ引っ越して3年目です。
1月10日には恒例の仕事始め「会報の発送」が行われました。

机の上

出来上がった会報などの発送物を手際よく袋詰にするシステムは、ベテランの三浦亮子さんによってすでに出来上がっていて、鈴木茂美さん、古谷智子さん他の手でどんどん封筒が完成してゆきます。

545通の封筒が出来上がったのは14時過ぎ。

15時過ぎに三浦和彦理事長が「富士山:日本の美V」という重い本と美味しいお菓子を持って陣中見舞いに訪れた頃には、発送処理もすべて完了することができました。

富士山

本とお菓子

会員はじめ、ご寄付を頂いた方々のお手元には近々到着すると思います。
(夏以降にはウェブサイトへも掲載される予定です。)

能登の地震の余震はまだ続いており、亡くなられた方も200名を越しました。行方不明の方々もおられ、2万人以上の被災者の方々が寒さの中の避難生活を送っているとのことです。
被災地の一日も早い復旧・復興と被災された方々が一日でも早く普通の生活ができるようお祈りいたします。

富士山頂での研究活動は今年18年目を迎えます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
(広報委員会)


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