朝日新聞出版ニュースサイト AERAdot.(3月29日11:32配信)に
千葉県沖で多発する地震に潜む「リスク」 専門家が指摘する、巨大地震の「割れ残り」を刺激するシナリオ
と題して長尾年恭理事を取材した記事が掲載されました。
最近多発する千葉沖の地震について、スロースリップによるもので、震度5弱程度の地震が今後も起こる可能性があっても、首都直下型巨大地震と、直接結びつくとは考えていない政府の地震調査委員会(委員長=平田直・東京大名誉教授)とはちがって、長尾理事は「もう一つの地震リスク」すなわち約40年周期で起こる地震について述べています。
スロースリップと巨大地震の関係は1995年以前のGPSデータが入手できないため、関連性についてはデータが無く、関係を証明できないため国が言及できないのですが、今から37年前の1987年に最大震度5(M6.7)の大きな地震が起きており、その37年前の1950年には最大震度4(M6.3)、さらにそのに38年前の1912年にもM6.2の地震が起きていることを考えると、スロースリップが6~8回発生するとM6.5前後の地震が起きていた可能性がある…いうことです。
さらに、千葉県東方沖には、巨大地震の際に動かなかった断層、「割れ残り」が二つあることを長尾理事は指摘します。
「巨大地震はいつ起きてもおかしくない。最悪のシナリオを想定し、今からできる準備をしておくべきだろう」と終わる記事です。
詳しく知りたい方はぜひ吉崎記者の朝日新聞出版ニュースサイト AERAdot.記事をお読みください。
(広報委員会)
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千葉県沖で多発する地震に潜む「リスク」 専門家が指摘する、巨大地震の「割れ残り」を刺激するシナリオ
と題して長尾年恭理事を取材した記事が掲載されました。
朝日新聞出版ニュースサイトAERAdot.より
と始まる吉崎洋夫記者によるこの記事では、下記ような心配が指摘されています。
”千葉県東方沖で地震が多発している。首都直下地震との関連性を懸念する声も上がるが、政府の地震調査委員会などは「現時点で結びつくとは考えていない」と否定的な見解を示している。しかし、この地域は過去に大きな地震が発生した歴史があり、2011年の東日本大震災後から続く地震リスクも潜むとして、専門家が警鐘を鳴らしている。”
最近多発する千葉沖の地震について、スロースリップによるもので、震度5弱程度の地震が今後も起こる可能性があっても、首都直下型巨大地震と、直接結びつくとは考えていない政府の地震調査委員会(委員長=平田直・東京大名誉教授)とはちがって、長尾理事は「もう一つの地震リスク」すなわち約40年周期で起こる地震について述べています。
スロースリップと巨大地震の関係は1995年以前のGPSデータが入手できないため、関連性についてはデータが無く、関係を証明できないため国が言及できないのですが、今から37年前の1987年に最大震度5(M6.7)の大きな地震が起きており、その37年前の1950年には最大震度4(M6.3)、さらにそのに38年前の1912年にもM6.2の地震が起きていることを考えると、スロースリップが6~8回発生するとM6.5前後の地震が起きていた可能性がある…いうことです。
さらに、千葉県東方沖には、巨大地震の際に動かなかった断層、「割れ残り」が二つあることを長尾理事は指摘します。
「巨大地震はいつ起きてもおかしくない。最悪のシナリオを想定し、今からできる準備をしておくべきだろう」と終わる記事です。
詳しく知りたい方はぜひ吉崎記者の朝日新聞出版ニュースサイト AERAdot.記事をお読みください。
(広報委員会)
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また、会員を募集しています。
会員特典として、会報誌『芙蓉の新風』(年1回発行)の送付、富士山頂郵便局スタンプ付きの暑中見舞いをお送りするなどの他、ウェブサイトの会員限定ページでは、山頂からのライブカメラ画像のアーカイブをはじめとするコンテンツをご覧いただくことができます。
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