11月1日のウェザーニューズの最新気象ニュースサイトウエザーニュースによると、今年は最も遅い初冠雪の記録を更新しているようです。

これまでの最晩記録は2016年の10月26日だったため、1894年の統計開始以降の130年間で最も遅い記録を更新中です。
11月1日ウエザーニュースより

 山中湖観光ガイドのライブカメラより

長尾年恭理事からのメールにも
「写真は10月31日に静岡県側五合目で観測点の下見に行った時の状況です。まだトレッキング客もそこそこいました。外国人が半分といったところでした。」
とありました。


 10月31日静岡側5合目付近（撮影：長尾年恭）

まだ雪の気配は感じられないですね。

11月3日の朝、前日の豪雨でもしかしてと期待して、新横浜駅付近で富士山が見える篠原中学横に行ってみたのですが、山頂に雪の形跡は確認できませんでした。


 11月3日 7時21分撮影　新横浜から撮影した富士山

8月31日の本ブログでもお知らせしましたが、現在、富士山の初冠雪は甲府地方気象台からの発表を待つことになっています。

「山の全部または一部が、雪または白色に見える固形降水（雹など）で覆われている状態を下から（最寄りの甲府地方気象台から）初めて望観できたとき」に初冠雪としています。以前、初冠雪を甲府地方気象台と共に観測していた河口湖測候所は2003年9月30日に有人化業務を、富士山測候所も、ご存知のとおり、2004年9月30日に常駐観測を終了。すでに昔の話となりました。」（岩崎洋山頂班長）

観測史上最も暑い夏のあと、富士山の初冠雪の最も遅い記録が達成されることは確かなようです。

（広報委員会）

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