2月3日、NHK クローズアップ現代「人体からプラスチック粒子が・・・懸念される健康リスク」にて大河内副理事長のマイクロプラスチックの研究が紹介されました。
NHK クローズアップ現代ウェブサイトより
河川や海洋で劣化するなどして粒子状となったプラスチック。いま人体に取り込むことによる健康リスクが世界の研究者から指摘されている。イタリアの研究者は去年3月、プラスチックを体内に取り込んだ動脈硬化症の患者の死亡率が4.5倍にも高まっていた可能性を報告。さらに去年初めて日本国内でも人の血液中からプラスチック粒子が発見された。便利さの一方で様々なリスクを突きつけるプラスチックとどう向き合うのか考える。
NHK クローズアップ現代ウェブサイトより
番組は富士山に「プラスチックはどのように体内に?」の映像からスタートです。
NHK クローズアップ現代ウェブサイトより
NHK クローズアップ現代ウェブサイトより
富士山頂でサンプリングした大気からマイクロプラスチックが検出されました。
NHK クローズアップ現代ウェブサイトより
人間が取り込んでもおかしくない大きさのマイクロプラスチックもあり、呼吸で吸い込む可能性は否めないということでした。
2024年10月に放送された「サイエンスZERO」でも放送されています。
2024年、マイクロプラスチック研究の草分けである東京農工大学 高田秀重教授の研究で、人間の血液中にプラスチック粒子があることが初めて確認されました。
NHK クローズアップ現代ウェブサイトより
マイクロプラスチックの論文がこの5年で8倍以上に増えている中、イタリアのマルフェッラ教授による、動脈硬化の要因の一つがマイクロプラスチックに関連している内容の論文が注目を集めています。
NHK クローズアップ現代ウェブサイトより
NHK クローズアップ現代ウェブサイトより
NHK クローズアップ現代ウェブサイトより
世界的に製造の規制は困難であることなどを高田教授ほかが解説しています。
マイクロプラスチック問題の全体を知ることができる充実した番組です。
マイクロプラスチック問題の全体を知ることができる充実した番組です。
番組は NHKプラス見逃し配信でご覧になれます。
NHKプラス見逃し配信はこちらから
(広報委員会)
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