前回に続く)

5月17日の静岡での集会の成功をうけて、渡辺事務局長は東京での開催を6月26日(日)に日本科学未来館のホールで、登山家の田部井淳子氏と三浦雄一郎氏の講演を目玉に設定しました。

2005年のポスターです。



その反応は、静岡県内からさらに広がり、東京新聞、中日新聞、静岡新聞に取り上げられました。


 2005年06月27日、静岡新聞、東京新聞、中日新聞の紙面より


2005年6月27日静岡新聞の記事より
静岡新聞(朝刊)の紙面には、
「富士山測候所活用訴え、都内で促進大会」、専門家ら宣言採択、三浦雄一郎氏、田部井淳子氏、研究拠点化に期待」という文字が踊り、
当時の、三浦雄一郎氏(現NPO顧問)と故田部井淳子氏(元NPO理事)の写真が大きく載せられていました。

東京新聞の社会面には、
無人化された富士山測候所の学術的な活用を考えるシンポジウム「よみがえれ富士山測候所」が26日、東京都内で開かれた。学際的な研究者グループ「富士山高所科学研究会」が主催。市民ら約100人が参加した。…
中日新聞には萩原誠記者の署名記事で、
「富士山を高所研究拠点に、東京でシンポジウム、測候所の活用法探る」
というタイトルで、
気象衛星の発達などで昨年(2004年)無人化された富士山測候所を高所科学研究拠点として残そうと富士山高所科学研究会によるシンポジウムが日本科学未来館であった。研究者や山岳協会、行政関係者ら約」130人が参加。…
…現在、気象庁や静岡、山梨両県が参加する「富士山測候所山頂庁舎有効利用検討委員会」が利用法を検討している(萩原誠)
と掲載されました。

この集まりでは、浅野勝己筑波大名誉教授(現・NPO顧問)、土器屋由紀子・江戸川大学教授(現:NPO理事)、と2月の本ブログでご紹介した山本智・東京大学教授(現:NPO会員)が、プレゼンテーションも行いました。

5月静岡の集会とのこの集会が、実質的にその後の本NPO活動へと発展するきっかけになりました。
NPOへの動きは次回ご説明します。

注:文中の所属・役職はいずれも2005年当時のものです。
(広報委員会)
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