9月10日(水)、環境プラスチック研究会主催の第1回環境プラスチック研究会が九州大学伊都キャンパスにて開催されました。

環境プラスチック研究会は、環境中に広がったプラスチックに関する研究についての情報交換を目的としたもので、環境・食料ユニット海洋科学研究グループが中心となり、通年にわたって実施する研究会です。
「海洋」プラスチック研究会から、「環境」プラスチック研究会と名称を変更後、初の開催となった本研究会では、早稲田大学の大河内博 教授(理工学術院 創造理工学部)より、「マイクロプラスチック大気汚染の実態:健康と気候への新たなリスク」と題して、講演を頂きました。
未来社会デザイン統括本部ウェブサイトより
<プログラム>
10:00~11:00
講師:大河内 博 教授(早稲田大学・理工学術院 創造理工学部)
演題:マイクロプラスチック大気汚染の実態:健康と気候への新たなリスク
11:00~11:30
自由討論
 未来社会デザイン統括本部ウェブサイトより
未来社会デザイン統括本部のウェブサイトには、当日の大河内副理事長の講演について、以下のように紹介されています。
非常に微量な大気中マイクロプラスチックの計測に向けた精緻な手法の開発や、健康リスクを考慮した医学系研究者との今後の共同研究についてなど、大変興味深いお話を伺うことができました。また、大気と海洋のつながりによる地球規模でのプラスチック循環の問題については、今後国際的な研究の進展が不可欠であると強く感じました。

未来社会デザイン統括本部ウェブサイトより
さらに、学生を伴って富士山頂で行われた過酷なサンプリングなど、現場の生々しい研究状況も紹介いただき、若手研究者がこの分野で今後ますます活躍し、研究が大きく発展していくことを願わずにはいられませんでした。

大河内副理事長から
九州大学にはマイクロプラスチック関連の研究者が多く、一大学で研究会を作れるのはさすがです。
との感想がfacebookにアップされていました。

未来社会デザイン統括本部のウェブサイトはこちら



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