本NPOの設立20周年を迎えて、いま英文ブックレットの更新作業が行われています。
今回は「芙蓉日記の会」のメンバーでこのブックレットの英文校閲にも携わっているMarin Hoodさんについて紹介します。
スイス在住のMaritn さんは『日本100名山(深田久弥)』の英訳でも知られる著名な山岳・ライターで、仁愛大学研究紀要に「芙蓉日記」の一部の英訳を載せた晴美夫人とのご縁で、本NPOにも協力してくださっています。

編集会議は東京とスイスを繋いでZoomで行っているのですが、5月7日の第2回目の会議の前に、Martinさんから、連休の写真が送られてきました。




 ユングフラウヨッホ高所研究ステーションの入口(2026年5月1日:撮影Martin Hood)

ユングフラウヨッホ高所研究ステーション(Hochalpine Forschungsstation Jungfraujoch、HFSJについては、5月1日、ベルナーオーバーラントの氷河へ向かう3日間のスキー登山旅行の初日に、その入り口を通りかかりました。同行したのはイギリス人の友人で、彼は約30年前にチューリッヒ工科大学(ETHで工業化学の博士号を取得しました。それ以来、彼は英国企業の研究部門で働いていますが、私たちは今でも毎年春にスイスで再会し、一緒にスキーツアーを楽しんでいます。この習慣は、パンデミックの数年間を除けば、2、3回しか途切れたことがありません。



 ベルナーオーバーラント氷河スキー場で(2026年5月1日:撮影Martin Hood)

もはや昔ほど若くはないため、私たちはこのイベントを「Geezerスキーツアー」と呼んでいる。(「Geezer」の日本語での意味は、おおむね「ジジイ」という言葉に相当する。)この間、氷河は短くなり、山々は高くなったように感じられる……
(Martin さんのメールをDeepL で和訳)

以上、Martin さんのメールをご紹介しましたが、この季節、関東地方ではすでに夏日が始まっているところ、一気に涼しい雪景色に癒やされて編集会議も熱が入りました。
ユングフラウヨッホ高所研究ステーション(3,454m)といえば、本NPO発足当初から、お手本と仰いだヨーロッパ屈指の山岳研究施設です。1931年にユングフラウコルナグラッド財団により独立採算で経営されベルン大学に研究室も持っているこの施設からは、2006年11月に、本NPOの第2回国際集会にE, Flueckiger 教授に講演をお願いしたこともありました。

なお、Martin さんの知り合いにはユングフラウヨッホ高所研究ステーション設立者アルフレッド・ケルビンの孫もおられるとか…野中到・千代子夫妻の故事だけでなく、世界の山岳研究施設の来歴も今後、ご紹介できるかもしれないですね。

(広報委員会)


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