
東京事務所にあるジャンパー線の実物。断裂したジャンパー線の経は15ミリ。
富士山測候所の電気は、標高1075メートル付近にある架空線の始点となる第1号柱(東京電力との責任分界点)から標高約1575メートル付近までの総延長約4キロメートルは73本の電柱による架空線で、さらに山頂までの約7キロメートルは地下埋設ケーブルを経由して送電されています。

標高約1565メートル付近の第70号柱で、ジャンパー線の断裂が見つかったのは4月。第70号柱では昨年もジャンパー線が断裂していますが、昨年は山側、今回は里側にあたる部分です。補修工事は開所直前の7月7日(木)に実施し、翌8日(金)は試送電を行い、山頂での受電が問題ないことを確認しました。断線は長期間にわたる風の揺動による金属疲労が原因で、地震とは直接関係がないとのこと。

断裂したジャンパー線の経は15ミリ。

第70号柱は下が沢になっていたため柱間隔が長く、風による振動の影響を受けやすい。 (写真提供:株式会社関電工)
同日はハットの点検も行いましたが特に損傷もなく、懸念されていた電気設備インフラへの大地震の影響はなかったことになり、まずはひと安心といったところです。









