学会長の若松伸司氏から賞状を授与される土器屋理事
9月17日(水)から19日(金)まで、愛媛大学で開催された第55回大気環境学会で当NPO法人の土器屋由紀子理事が「大気環境学会功労賞 (鈴木武夫賞)」を受賞しました。
この度の受賞は、長年にわたる分析化学、気象学の観点からの酸性雨の研究、次代を担う後進の育成、さらに旧富士山測候所の保存および研究・教育拠点として の再生などを通じて、地域・社会の環境保全施策を推進し、有形・無形の成果を社会に還元したことが高く評価されたもの。
これからも後進の指導にご活躍いただきたいものです。
さて、一般研究発表、ポスターセッションでは、富士山測候所で観測した成果の発表も。
「都市域,森林域,山岳域における多環芳香族炭化水素の大気圏動態と降水洗浄」
早稲田大学・小野一樹さん
「富士山体を利用した自由対流圏大気中酸性ガスおよびエアロゾルの観測」
早稲田大学・小川智司さん
番外編。
懇親会で角帽姿のシルエットの方は・・・
・・・大河内理事(早稲田大学教授)でした。次回の大気環境学会年会が早稲田大学で開催されるということで、決死の覚悟によるパフォーマンスでした。
懇親会がお開きとなった後に有志で開かれた受賞のお祝い会でのひとコマ。
たいへんな盛り上がりとなり、閉店となる12時まで続いたとか。翌日の発表は大丈夫だったのかな?
(皆巳幸也 記)