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 平成29年度日本大気電気学会学術研究賞の表彰を受ける鴨川先生

まだ、本ブログでは新年のご挨拶をしていませんでしたが、その前におめでたいニュースが飛び込んできました。
2018年1月6日(土)-7日(日)、東京理科大で行われた日本大気電気学会第96回研究発表会で鴨川仁准教授(東京学芸大学・教育学部)が平成29年度日本大気電気学会学術研究賞を受賞されました。

研究題目は「岩石・大気・電離圏結合の地球電磁気学的研究」。
授賞理由に「晴天静穏時の山岳においてはカーネギーカーブとは異なるグローバルな日変化をしない場合が多いことが、1950年代から指摘されており長い間未解明であったが、鴨川氏らは富士山における多種のデータの時系列解析とシミュレーションにより、測定地点の周辺の雲海がローカル変動を起こしていることを示した」とあり、富士山での研究が含まれています。

この賞は、2012年に鳥居先生が「雷雲活動に起因した高エネルギー放射線に関する研究」で受賞されたものですが、富士山関係者が続いていることは素晴らしいです。

今年は新年から、よいニュースです。東京理科大学三浦研の学生さんたちの研究発表も多数あり、目下三浦先生がまとめておられますが、とりあえず速報としてご連絡します。

そして、改めまして「あけましておめでとうございます。本年もスタッフブログをよろしくお願いいたします」とご挨拶申し上げます。

(広報委員会)