

神奈川県民センターで講演する鴨川理事
11月27日神奈川県民センター(横浜市)で、地球温暖化防止活動推進員を集めた年次大会があり、理事の鴨川仁東京学芸大学准教授が「富士山から知る地球温暖化研究最前線」の基調講演を行いました。
9月29日に横浜市立中央図書館で行なった鴨川先生の講演「自然災害研究の最前線~自分の身を守るために知っておくこと」の評判から、引き続き「温暖化防止推進員」の集まりへも依頼があったとのことですが、講演内容は前回とはすっかり変わり、「富士山でのCO2通年観測」「富士山頂からの積乱雲上部跳躍巻雲」「永久凍土と富士山」というNPOのこれまでの温暖化研究成果を総動員しての充実した講演だったようです。講演に使ったパワーポイントはNPOで共有しています。
「富士山頂に降った雨はすべてスコリアに吸い込まれて山麓に湧水として現れるのに、どうして山頂に池があるのでしょう?」という「このしろ池」にまつわる導入には100名の会場が湧いたとか。
もちろん、NPOの資金難もさりげなく付け加えたとのことでした。その効果あってか、早速2名の方から賛助会員入会の申し込みがあり一同喜んでいるところです。
(広報委員会)