2021年12月16日 NHKBSコズミックフロント出演中の廣瀬理事(@東京事務所)
富士山環境研究センターの第一研究部長に2021年4月に就任した、
廣瀬勝己理事は環境放射能観測研究の専門家です。
また、気象研究所の研究生活の最後には地球化学研究部長をつとめた
日本の環境放射能研究の第一人者です。
特に超ウラン元素の研究においては世界的にも一目置かれる存在です。
気象研究所在職時200報以上の原著論文と
その後も年間10報という新しい論文生産数は
今後NPOの研究センターの発展に寄与するはずです。
上の、取材は、NHKBSのコズミックフロント(2021年12月16日放送)で、地球化学研究部の元部長・猿橋勝子博士に関する取材を受けたときのものです。
三宅・猿橋グループがいち早く核実験による海洋汚染を指摘したことを紹介しています。
気象研究所退官後も研究生活を続け、
福島第一原子力発電所事故については
事故に由来する放射能の環境中での挙動に関する研究で
多大な貢献をしました。
その結果は2021年にエルセビア社から出版された
"Fukushima Accident 10 years after" にまとめられています。
長年世界を相手に環境放射能の研究をしてきた経験を生かして、
今後は、富士山を中心とした地域や、自由対流圏のネットワークでの新たな成果が期待できます。
本NPOの富士山兼環境研究センターは廣瀬第一研究部長を迎えてこれからの発展が楽しみです。
(広報委員会)
2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。
また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かるのです。
しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。
そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いいたします。
本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)です。
ご寄付に関しては、控除もありますので などでご確認ください。
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