2022年7月6日 横山勝丘山頂班長撮影
7月8日 山頂から「今朝は4:00 2,4度、北の風 湿度100%寒い朝でした。もう直ぐブル出発です。」と岩崎班長からのチャットです。
横山班長、鳴海玄希班員、佐藤裕介班員が下山(大量の荷物搬入お疲れ様でした!)、長門敬明班長と増本亮班長が上山で、6日から山頂の岩崎班長と合流して、3人体制になりました。前半の大量機材の搬入がおわり、通常の山頂管理体制への移行です。
7月9日 「4:00で3,1度、風も収まって来て静かな朝でした。
今朝は雲海で高曇り、登山者も少なく静かでした。」
岩崎班長からです。
2022年7月9日、岩崎洋山頂班長撮影
2022年7月9日 岩崎班長撮影
「山頂の植物や苔類も緑濃くなって夏の訪れを感じさせます。」
例年、岩崎班長は早朝お鉢周りをして、動植物などもふくめた、登山道の現状を記録しています。
御存知のように富士山頂には植物は定着していませんが、
毎夏、同じ苔とイネ科の植物が同じ場所に見られるようです。
2017年7月30日山頂班撮影
場所は違いますが、このイネ科の植物と同じものかもしれません。
「毎年同じ場所に生えてきます。少しづつ気持ち大きくなっているようです」
と岩崎班長。2007年からの変化は興味深いですね。
7月10日 「お早う御座います。山頂は被っていて弱い霧雨。登山者はちらほら見えます。」
2022年7月11日 剣ケ峯で(岩崎山頂班長撮影)
2022年7月11日 仮設庁舎で(岩崎山頂班長撮影)
「今夏は暖かいせいか、虫が多いです。」岩崎山頂班長からです(7月11日)
ムシの名前については、知り合いの「ムシ博士」に問合わせ中ですが、お分かりの方はご連絡いただけると有難いです。
このように、山頂から植物や、動物などの情報が来るようになりました。(毎日の忙しい仕事の合間に送られる山頂班の皆さんに感謝です!)
これまでの纏めはウェブサイトの英文の部分にいれていますが、今年もまた増やせそうで楽しみです。
(広報委員会)
2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。
また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かるのです。
しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。
そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いいたします。
本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)です。
ご寄付に関しては、控除もありますので などでご確認ください。
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