太郎坊のそよ風

認定NPO法人 富士山測候所を活用する会 オフィシャルブログ

2023年02月13日

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論文の詳細はこちらへ



世界的な学術雑誌 Chemosphere に
「Airborne microplastics detected in the lungs of wild birds in Japan
(日本の野鳥の肺で大気マイクロプラスチックを検出)」という論文が掲載されました。
大河内副理事長も連名です。




大河内副理事長のメールによると



”日本獣医生命科学大学・羽山真一先生、徳長さん他との
野鳥肺マイクロプラスチックの共同研究成果が、
昨日(2023年2月10日)、Chemosphereに公開されました。
これまで、ヒト肺(遺体,生体)からマイクロプラスチック検出はありますが
野鳥肺からの検出は世界で初めてです。 




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図はカワラバト(rock dove)  と納屋ツバメ (barn swallow)の肺から検出されたことを示します。

大気マイクロプラスチック研究の最先端の事実が
また一つ明らかになり、
大河内副理事長グループの研究の発展が楽しみです。

詳しい内容は追ってご報告しますので、引き続きご注目下さい!
(広報委員会)




認定NPO法人富士山測候所を活用する会とは


2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。

また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かるのです。

しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。

そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いいたします。

本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)です。
ご寄付に関しては、控除もありますので詳しくはウェブサイトなどでご確認ください。

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