
平成23年度助成金の授与式「研究奨励の会」が4月21日ANAインターコンチネンタルホテル(地下1階)で行われ、藤原博伸研究員と三浦理事長が出席しました。

10時からの研究会は多数の参列者で一杯でした。
11時45分より研究奨励の会があり壇上で「助成金の決定通知書」交付が行われました。
助成の対象は「市民参加型雷位置評定全国ネットワークの参加促進用マニュアルの構築」で、
助成額は実践研究部門の受給者の中で最高額の390,000円でした。

この市民参加型の雷位置評定ネットワークはドイツの研究者が提唱した
ボランティア型の雷ネットワークです。
参加したい各人が受信機となる電子キットを購入し自分たちで
組み立てることで、雷観測点を好きなところに設置できます。
多くのボランティアが多数参加することで、実用的な雷位置評定システムが構築されます。
今回の助成では、この電子キットの組み立てマニュアルを日本語で書き表すことで電子キットを簡単に作成できるようにすることも目標の一つです。
助成の対象は「市民参加型雷位置評定全国ネットワークの参加促進用マニュアルの構築」で、
助成額は実践研究部門の受給者の中で最高額の390,000円でした。

この市民参加型の雷位置評定ネットワークはドイツの研究者が提唱した
ボランティア型の雷ネットワークです。
参加したい各人が受信機となる電子キットを購入し自分たちで
組み立てることで、雷観測点を好きなところに設置できます。
多くのボランティアが多数参加することで、実用的な雷位置評定システムが構築されます。
今回の助成では、この電子キットの組み立てマニュアルを日本語で書き表すことで電子キットを簡単に作成できるようにすることも目標の一つです。

全国各地にあるBlitzortung落雷観測点。もちろん富士山周辺にも配備してあります。

御殿場観測点に設置してある機器。下の棚のボックスの中には雷電波を受信するアンテナが収納されています。

夏期観測期間だけですが、山頂でも装置の設置を行います(時計の右下)

会場には古田豊理事も別の研究プロジェクトでこの助成金を受けておられ、久しぶりに富士山の話題で花が咲きました。
今年初めての助成金獲得に雷グループも元気づいています。
(広報委員会)
2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。
また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かるのです。
しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。
そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いいたします。
本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)です。
ご寄付に関しては、控除もありますので などでご確認ください。
ご寄付に関しては、控除もありますので などでご確認ください。