太郎坊のそよ風

認定NPO法人 富士山測候所を活用する会 オフィシャルブログ

2024年03月

無題
アジア大気汚染研究センターのウェブサイトより


本NPO 畠山史郎理事(富士山環境研究センター長)の講演のお知らせのメールを頂きました。
畠山理事は2010~2020年の間、本NPOの理事長でした。
現在、アジア大気汚染研究センターの所長でもあります。
アジア大気汚染研究センターとは?

東アジア地域では、急速な経済成長に伴う環境問題が一層顕在化しており、なかでも酸性雨・大気汚染は、公衆衛生の向上や持続可能な開発目標(SDGs)の達成等の観点から、その解決は一刻を争う緊急の課題です。東アジア地域において、酸性雨の現状やその影響を解明するとともに、酸性雨問題に関する地域の協力体制を確立することを目的として、日本のイニシアティブにより、「東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)」が、1998年4月から2年余りの試行稼働を経て、2001年1月から本格稼働しています。現在、東アジア地域の13か国が参加しています。(中略)2010年6月、「酸性雨研究センター(ADORC)」は「アジア大気汚染研究センター(ACAP)」と改称され、引き続きEANETのネットワークセンター及び日本の国内センターとして、東アジア地域の酸性雨・大気汚染のモニタリングと研究に関する中心的な役割を担い、関係国際機関、各国政府、地方自治体、研究機関等と連携し、調査研究、国際会議の開催、関係者への情報提供、研修の実施等の事業を行っています。(ウェブサイトより)
メールの内容は以下の通りです。
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アジア大気汚染研究センター畠山史郎所長記念講演会のご案内

関係者各位
 
平素より格別の御高配を賜りまして誠にありがとうございます。
さてこの3月末をもちまして、弊所所長 畠山史郎が一般財団法人日本環境衛生センターアジア大気汚染研究センター所長を退任することとなりました。
つきましては、畠山所長のこれまでの功績を記念し併せて感謝の微意を表するため下記のとおり講演会を開催いたします。年度末のご多忙の折とは存じますが、是非ご聴講を賜りたくご案内申しあげます。

 
日 時:2024年3月29日(金)14時〜15時
オンライン配信:(下記参照)
 
ミーティング番号: 2516 916 0980
パスワード: meMpPRiS947 (63677747 はビデオ会議システムから参加)
 
ビデオシステムで参加
25169160980@webex.com に接続する
または 210.4.202.4 にアクセスし、ミーティング番号を入力します。
 
電話で参加
+65-6703-6949 Singapore Toll
 
アクセスコード: 251 691 60980
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貴重なお話を聞ける機会となっております。
ご都合がつく方は、ぜひ聴講してください。

(広報委員会)

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富士山測候所を活用する会では、ウェブサイトにて寄付を募っています。主旨や活動にご賛同いただけましたら、ぜひご支援をお願いします。

また、会員を募集しています。
会員特典として、会報誌『芙蓉の新風』(年1回発行)の送付、富士山頂郵便局スタンプ付きの暑中見舞いをお送りするなどの他、ウェブサイトの会員限定ページでは、山頂からのライブカメラ画像のアーカイブをはじめとするコンテンツをご覧いただくことができます。

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本NPOのウェブサイトに英文ページがあるのをご存知でしょうか?
2006年のウェブサイト開設時より併設で細々と維持してきた英文ページでしたが、2017年ACPM2017に併せて、Bookletの作成など大幅に増強しました。しかし、20019年以降COVID-19の混乱などで、最近は更新できておりませんでした。
昨年、大河内副理事長の大気中のマイクロプラスチックの研究成果がNew York Times 紙など世界のメディアに取り上げられたことなどもあり、さらに、フランスのTV番組からの取材などに対応するため、急遽、更新情報を入力し始めました。まだ途中ですが、その経過をご報告いたします。

トップ


NPOのウェブサイトのEnglishiから入っていただくと、英文のウェブサイトが現れます。
会報「芙蓉の新風18」の表紙と同じ写真の文字列:
Home, About, Research, Booklet, Archives, Links, Download, Message,Contact
のページへ行けるようになっています。
下部には

What7s new

最新ニュースとしては、長尾理事の科研費決定のニュースが入っています。

各ページについて、例えば、Bookletを見ていただくと

20years

2017年に発行した英文Bookletがダウンロードできます。

また、Archives のページからは2006年以来のNPOの活動が各年ごとにまとめられています。

Archives

Downloadのページには、今年の公募申請書と料金表、Safety Guidelinesも入っています。

申請書、料金表、ガイドライン

これらの情報について、是非ご利用ください。

しかし、まだ不十分な部分(最近数年の研究内容の報告など)が沢山あります。
本ウェブサイトの入力などについてご意見等いただき,
また作業のご協力もお願い致します。
(広報委員会)

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少し前の話ですが、2月21日の朝のことです。

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冷たい雨の朝でした。

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東京事務所の下の「金のなる木」は大家さんのご丹精で今年は早々ときれいな花をつけていました。

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事務所に入って、ふと腕時計を見たら・・・・
歩数計併用のFitbit がなんと「3776」歩を示しているではありませんか。
朝から「登頂」してしまったようでした。

そういえば、今年の夏期観測が順調に行われれば、山頂利用者が「7000人」になることが予想されます。5000人目は2019年で、埼玉県環境科学国際センターの米持真一副室長でしたが、今年の幸運な7000人目の登頂者はどなたでしょう? 何かと「数字」が気になる年になるでしょうか?

なお、NPO東京事務所は3月10日の第17回成果報告会の準備でラストスパートです。
今回は対面でも可能なように、2019年以降久しぶりに大きい会場を準備しています。
沢山の皆様のご参加をお待ちしています。

第17回成果報告会の詳細は第17回成果報告会特設ページをご覧ください。
聴講参加ご希望の方は、「第17回成果報告会 聴講参加申込フォーム」よりお申し込みください。

(広報委員会)

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3月に入って嬉しいニュースです。
長尾年恭・富士山環境研究センターシニアリサーチフェロー(本NPO理事)の
「電磁気学的データの高度情報処理を主とした富士山噴火予測精度向上の研究」が
令和6(2024)年度基盤研究(C)(一般)に採択されました。

長尾理事、東京大学地震研究所・上嶋誠教授と本NPOの鴨川仁専務理事の共同研究です。

概要は
「富士山は1707年の宝永の噴火以降沈黙が続いている。しかし人間で言えば二十歳程度の非常に若い火山のため、火山学者のコンセンサスとして将来確実に噴火する事が予想されている。
本研究では、すでに複数機関で実施されている微小地震観測や宇宙技術(GNSS観測)を用いた山体膨張監視に加え、原理的にマグマの上昇を捉える事が可能な電磁気学的データに高度情報処理技術を適用して、富士山監視の精度向上に資するものである。
また、電磁気観測以外にも、本NPOグループで実施している火山性低周波地震の高度検出結果や、富士山頂および五合目での火山ガス観測データ、山梨県の富士山科学研究所が実施している重力や地下水観測データ等を常時に閲覧・比較できる一般向けのポータルサイトを構築する。」
というものです。

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地質年代的に「若い」火山である富士山はいつ噴火してもおかしくないと言われますが、その監視体制は決して万全なものとは言えません。たとえば、マグマの上昇を捉える地磁気の観測網についても、現在、本NPO法人が2020年に設置した太郎坊と東大地震研が設置した2地点のみとなっています。

また、本研究ではNPO内部の研究として行われてきたCO2,SO2, などの火山ガス観測や山頂カメラによる監視とも連携して更に火山監視のレベルを上げることも期待されます。

その他、研究の詳しい内容は、3月10日に行われる「第17回成果報告会」でも発表される予定です。
多くの方のご来聴をお待ちしています。

第17回成果報告会の詳細は第17回成果報告会特設ページをご覧ください。
聴講参加ご希望の方は、「第17回成果報告会 聴講参加申込フォーム」よりお申し込みください。


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