太郎坊のそよ風

認定NPO法人 富士山測候所を活用する会 オフィシャルブログ

2024年08月27日








 2024年8月22日(撮影:岩崎洋)

8月21日
「閉所作業と来年の準備は並行して行わないと間に合いません。昨日は奥宮の閉山祭でした、突然連絡があって焦りましたが、恙なく終了しました。参列したのは郵便局(昨日で閉局)、頂上富士館、我々NPO。御近所だけで粛々と閉山祭は行われました。」岩崎洋山頂班長からです。
お盆が終わると山頂はもう秋の気配で、夏期観測2024も明日からの撤収に備えて忙しい日々です。

8月22日
鴨川仁副理事長らの雷グループ(3名)、大河内博副理事長・マイクロプラスチックグループ(3名)加藤俊吾理事が撤収作業のため上山。報道(大川プロダクション2名)が加わり取材と撤収作業が行われました。


 2024年8月22日(撮影:村田浩太郎)






 2024年8月22日(撮影:広報staff)

8月23日
東洋大学・反町篤行教授グループ4名が加わり、取材と撤収作業が続けられ、14:20太郎坊にブルが到着、東洋大学グループが15:45富士宮口登山口に到着して、撤収作業は無事終了しました。
夕刻、雷雲が近づき、山麓、架空線あたりの落雷で山頂は24日早朝まで停電が続きました。

8月24日
「昨晩の雷と打って変わって今朝は良い天気でした。ただ山頂付近に張り付いた雲が雨を降らせていて山頂だけパラパラ降っていました。」岩崎洋山頂班長からです。以下は24日早朝の美しい雲の写真です。












 2024年8月24日のご来光(撮影:岩崎洋)

「昨晩の雷雨の影響で登山者はご来光時に山頂に辿り着かず、20人位でした。時間差で今(8時頃)は登山者で一杯です。」とのこと。




 2024年8月24日(撮影:岩崎洋)

ところが、夕方から天気は急変、19:28の岩崎班長からのメッセージには「本日2度目の商用断です。霰が降って大荒れになっています。」とのこと。もしかして初雪かと思いましたが、気温が高いため明日の朝、甲府地方気象台から山頂付近が白く見えることはなさそうで、「幻の初雪」になりそうです。

大気グループの撤収作業が終わった山頂は、台風10号の動向もあり暫く荒れ模様が続きそうです。

2024夏期観測は、「大成建設自然・歴史環境基金」「WNI気象文化創造センター」「Yahoo!基金」他の助成金を受けて開催されています。

(広報委員会)
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