太郎坊のそよ風

認定NPO法人 富士山測候所を活用する会 オフィシャルブログ

2024年08月


 長田尾根登山路建設記念碑(2024年7月19日、撮影:岩崎洋)

7月12日のブログでご紹介した8合目長田尾根にある句碑について、現在はどうなっているか気なっていましたが、山頂班の交替勤務の下山のときに岩崎洋班長が写した写真が届きました。


 長田尾根登山路建設記念碑(2024年7月19日、撮影:岩崎洋)

おなじみの伊藤霜楓「飛雪尾根声あげて 声奪はるゝ」の句がはっきり読めます。


 長田尾根登山路建設記念碑(2024年7月19日、撮影:岩崎洋)

なお、逆サイドには「いつ水の流れしあとや蕗の薹 輝峰」とあり
左横に「畠山久尚書」とあります。
 
畠山久尚氏は。1963年3月26日から1965年3月30日まで気象庁長官を勤められましたが、記念碑の建立にあたり殉職された職員・長田輝雄氏のために揮毫されたのかと思われます。

このことを、先日の『富士山で俳句教室』について問い合わせを頂いた、著者の助手の方に送ったら、

「そういうことだったのですね!!
「御胎内くぐりて富士の天高し」これは掲載されている堀本裕樹(著者)の句ですが、
こんなぱっと明るくなったような気持ちになりました。」

とのメールを頂きました。
前版(ちくまプリマー版)でこの句を畠山久尚作となっていたことの謎が解けたわけです。

今年は『NHK俳句(1月号)』に冬富士の写真とコラムを載せていただいたり、俳句とご縁があるようです。
富士山周辺にはまだいくつかの句碑があるとのこと。また何かのつながりがあるとよいですね。
(広報委員会)

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「8月11日の様子です。
連休中で快晴ということもあり、山頂は大にぎわいでした。
きれいな夕日も見れました」新人の竹中源弥班員からです。


 2024年8月11日(撮影:竹中源弥)


 2024年8月11日(撮影:竹中源弥)


 2024年8月11日(撮影:竹中源弥)

8月12日
岩崎洋班長から増本亮班長に交代しました。度々の交代お疲れ様です。
8月13日
早稲田大学・大河内博副理事長グループ3名、日帰り登山で山頂から恒例の「残暑見舞い」の投函を行いました。近いうちに会員の皆様のところへ富士山の風を乗せたハガキが届くことと思います。


 2024年8月13日(撮影:大河内博)

都立大学・加藤俊吾グループ2名は、火山ガスの測定をしながらの日帰り、徒歩登下山です。


 2024年8月13日(撮影:加藤俊吾)

8月14日
山頂は登山客で賑わっていました。
8月15日
大部良輔班員が2度目の下山。今年もお疲れ様でした。代わりに坂本健二班員が2度目の登山です。台風の影響か午後から風が強く冷たくなっているとのことです(山頂班日報より)

2024夏期観測は、「大成建設自然・歴史環境基金」「WNI気象文化創造センター」「Yahoo!基金」他の助成金を受けて開催されています。

(広報委員会)


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8月5日
坂本健二班員が交代下山しました、お疲れ様でした。
交代で大部良輔班員が再登山です。
久しぶりに午後から降雨もあり、雷雲の接近もあったようです。

8月6日
「今朝は暗いうちから登山者で賑やかでした。」岩崎洋班長からです。


 8月6日早朝(撮影:岩崎洋)


 8月6日早朝(撮影:岩崎洋)


 8月6日早朝(撮影:岩崎洋)


 8月6日早朝(撮影:岩崎洋)

8月6日
千田敦司班員交代下山。お疲れ様でした。20歳代の若い新人・竹中源弥班員登山。
この日はドコモCS関西グループ9名の日帰り登山がありました。
早稲田大学グループ3名も日帰り登山です。

8月7日
ドコモ東海CSグループ6名日帰り登山、青山シビルエンジニアリング2名日帰り登山。


 2024年8月7日早朝(撮影:岩崎洋)


 2024年8月7日早朝(撮影:岩崎洋)

「昨日も午後に降水があったため適度に湿っていて、山頂は快適です。相変わらず日本語率は低く外国人ばかり。」岩崎山頂班長からです。

8月9日
「お疲れさまです、直撃は無いのですが、連日雷雲の接近に神経を使っております。今日も午後の外作業に出たらゴロゴロ言い出して避難しました。写真は一昨日の物です。多分「ヒメハサミツノカメムシ」だと思います。」岩崎班長からです。


 ヒメハサミツノカメムシ(2024年8月7日、撮影:岩崎洋)

8月10日
井出里香理事グループ3名による「富士山における睡眠時無呼吸症候群の評価及び急性高山病、血圧への影響」の研究が行われました。医師である井出理事は、NPOの医学・医療委員会委員長として、富士山頂でのコロナ対策や医療対策も担当しています。岩崎班長はじめ山頂班との話し合いが行われいました。

8月11日
山頂班と井出理事グループによるガモウバッグと酸素吸入の研修が行われました。(山頂班日報より)

8月12日
岩崎班長が交代のため下山、増本亮班長が再登山です。盛り山の山頂でのいろいろな安全テストなど、お疲れ様でした。

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会員の倉谷恵子様からご投稿頂いたブログをご紹介します。 
倉谷様は以前「実業之富山」の編集をされており、「空に手の届く研究現場から」という3回シリーズで本NPOの活動を、富山大立山研究所などとともルポルタージュとして掲載してくださいました。
また、2018年の夏期観測ではには古田豊理事の研究に参加して、富士山頂の研究を経験され、その後も広い視野で本NPOの活動をご支援くださっています。
今回は2018年から、キルギスの日本語教育にも携わっておられたご経験をブログに書いてくださいました。
以下、倉谷様の珍しいお話をお楽しみ下さい。


 山の国キルギスでは夏には美しい自然を眺めながらハイキングを楽しめる

会員の方々には世界の山へ遠征登山をなさる方も多いと思うが、中央アジアの山岳国家キルギスをご存じだろうか?
ユーラシア大陸の真ん中に位置し、東は中国・新疆ウイグル自治区、北はカザフスタン、西はウズベキスタン、南はタジキスタンに囲まれ、7000メートル級の天山山脈を仰ぐ国だ。母国語はキルギス語だが、1991年まで旧ソ連に属していたことから、公用語はロシア語で、今も政治的にはロシアと協力関係が続き、経済面では中国の影響を受けている。
私は2018年から2020年まで、この国の小中一貫校で日本語を教えていた。コロナ禍で一時帰国後、再渡航できずにいたが、今春、4年ぶりに彼の地を踏み、授業に出て児童・生徒や同僚の教員と再会を喜び、現地の友人達とハイキングをしたり、過去に行けなかった地域への旅もした。
思いがけず広報委員会からキルギスについての投稿依頼をいただき、何を書くべきか悩んだが、現地の様子が分かる明るい話として「バザール」を、同国が抱える課題として「大気汚染」をテーマに選んでみた。ご興味があればお読みいただけるとうれしい。


 バザールの野菜・果物売り場はすべて量り売り。特に春から夏は地元の果物が並んで賑やかになる

初っ端から「大気汚染」などと不穏な言葉が出ると、キルギスのイメージが崩れるかもしれないが、本NPOには大気の専門家が多くいらっしゃると思うのであえて記したい。
この国は自然が豊かで、山や湖の周辺では澄んだ空気を吸うことができる。だが首都ビシュケクやその近郊では屋外での深呼吸をためらう。何しろ赴任初年度の初日から、着ている服や髪が1日で汚れるのではないかと不安になった程だ。
空気が汚れる主な原因は冬季の暖房と車の排気ガスである。
排ガスについては、トラックやバス、自家用車いずれも他国でお払い箱になった中古車を輸入したり、旧ソ連時代のものを手直ししながら長く使っているので、先進国が3、40年前に抱えていた排ガス問題を考えれば現地の状況はおよそ想像がつくと思う。ただ今春渡航した際には、以前より新しいモデルの車が増えていて、吐き出される黒い煙は大分減っていた。自動車生産国の技術開発の波が順次届けば、排ガス問題はある程度解決されるのかもしれない。
しかし冬季の暖房については、解決の目途が立っているようには見えない。キルギスの冬は寒く、氷点下20℃を下回ることもあり、しっかりした暖房設備が欠かせない。かつてのペチカにかわり、現在は室内の壁に据え付けられたパネルに温水を循環させるセントラルヒーティング(集中暖房)が採用されている。
ビシュケクではこの温水を市街地付近で一括してつくり、全戸に供給する仕組みなのだが、温水をつくる燃料は石炭である。そして、つくっている建物の大きな煙突からは灰色の煙が一日中もうもうと吐き出され、空を覆っている。ビシュケク近郊でもセントラルヒーティング用に温水をつくる場所がそれぞれにあって、やはり煙突からは灰色の煙が漂っている。どう見ても、前時代の処理能力の設備のまま煙が排出されているとしか思えない。
住民は皆、この大気の汚れを苦々しく感じており、ある中学生は「私が大統領になったらあの大きな煙突を無くしてやる!」と息まいていたが、「じゃあ暖房はどうするの?」と聞くと、答えに窮していた。雪や雨が降ると「空気がきれいになる」と喜ぶ声が聞こえてくるのだが、根本的な解決策のない中での慰めでしかない。
最新の煤煙処理技術が導入されないのは、単に財政難なだけなのか、首をかしげざる得ない。政治や経済の事情まで勘案してこの問題を深掘りするつもりはないが、観光シーズンの夏に味わえる真っ白な山と透明な湖の美しいイメージとは裏腹に、冬になれば街の空気が汚れていくことを外国の人々にも知ってもらい、環境問題は先進国の取り組みだけで解決しないことを改めて感じて欲しい。

どんよりした話の後は、買い物で気分を明るくしよう。
キルギスのバザールは、くまなく歩くと数時間かかる巨大なものから、2~30分でまわれるこじんまりした所まで規模は様々だが、いずれもその地域での生活必需品がほぼ揃っている。一般にシャッター付きの店が入居している建物の周辺を屋台店が取り囲んでいる形態で、さらにバザールへ向かう沿道でも、許可を得ているか否か不明ながら、椅子とテーブルを置いて品物を並べている人たちがいる。
トルコのイスタンブールのバザールのようにお土産品にしたくなるようなきらびやかな品は少なめで、異国情緒あふれる観光スポットというイメージはないし、埃っぽくて雑然としている。だがその分、地域住民の素の買い物風景を見ることができる。
大抵は雑貨、家電、衣料、食料品など種類別に店が集まっているが、目の前の店と隣の店、向かいの店と見比べても、同じような品が似た値段で売られていて、品質の差もよく分からない。大繁盛で行列のできる店もなければ閑古鳥が鳴く店もなく、時間を持て余した店主同士が世間話をしている様子などを見ると、他店との差別化への努力や販売競争はないのか、顧客はどんな基準で買う店を選んでいるのかと不思議になる。
馬の蹄鉄のような家畜関連製品やカザンと呼ばれる大きな調理鍋など、日本では見かけない道具が並ぶ売り場も面白いが、誰もが興味を持つのはやはり食料品だろう。
なかでも日本人が圧倒されるのは肉売り場かもしれない。イスラム教の国なので豚肉の需要は少なく、売られているのは主に牛肉か羊肉だ。足を踏み入れると一種独特の匂いが漂い、人の身長程の骨付き肉が天井から下がっていたり、羊の頭が正面を向いて鎮座していたり。


 肉売り場の一角。天井から大きな塊がぶら下がっている

10キロ以上あろうかというかたまり肉をむき出しのまま肩にぶら下げて運ぶ人もいれば、太く白い筒状の物体、つまり臓物がボンボンボンと並んでいたりもする。日本なら冷蔵必須の品々が常温で無造作に置かれていて腐敗が心配になるが、湿度が低いので大丈夫なようだ。
海がなく肉食中心のキルギスだが、わずかながら湖や川で獲れた魚も売られている。これまた冷蔵ケースではなくダンボール箱に積み重ねられて、くたびれた表情をしており、魚介類は鮮度が命と信じる身には理解し難い光景だ。
牧畜が盛んなキルギスでは乳製品も豊富だが、変わり種として目に留まるのは「クルト」と呼ばれる白い飴玉のような品だ。バター飴のようにも見えるがまったく違う。水きりヨーグルトから作られた携帯保存食である。かたくて、しょっぱく酸っぱい独特の味がする。日本人の口に合うとは言い難いけれど、試しに二つ三つ程買って口にしてみても良いだろう。


 しょっぱくて酸っぱい独特の味がするクルトの売り場。様々なサイズや形のものが並んでいる

私がバザールで頻繁に求めていたのは果物とドライフルーツ、ナッツ類だ。ナッツは周辺国からの輸入も多いが、くるみはキルギスの特産で、殻つきも売られている。割る手間はかかるけれど、あらかじめ剥かれているものより殻付きの方が鮮度が保たれて味も良い。
果物は秋から冬はりんごが増え、春になるといちご、さくらんぼ、夏が近づくとあんずやすもも、桃、すいか、瓜などが出回る。標高が高く栽培に適した土地柄とあって、国産が多数揃っている。外見も大きさも不揃いだし、傷やへこみのあるものも混ざっているが、裸のまま積み上げられていると、果物との距離が近く感じられ、ラップやビニール袋で商品を保護している日本の売り場よりもずっと購買意欲が湧く。
「これ、甘いの?」と店主に尋ねると、「食べてごらんよ」と答えが返ってくることもある。水で洗わずに口へ入れることに多少抵抗はあっても、やはり味は知りたい。洋服の裾で表面をちょっと拭いて、食べ比べて納得してから買う。味見をした分にお金を取られる訳でもなく、実におおらかだ。
どの品も価格はキロ単位で表示されていて、ロシア語初心者だった私には「〇〇グラムください」と注文し、店主の「△△ソム(キルギスの通貨単位)だよ」と言う返事を聞きとるのは、数の言い方を習得する絶好の機会になり得た。だが、いつも1回では返事を聞き取れず、店主は即座に電卓に数字を打ち込んで答えを私の目の前につき出してしまうので、結局、私の耳のロシア語への精度は高まらないままだった。
少々傷んだお安いいちごを量り売りでビニール袋に入れてもらうと、帰宅する頃にはいちごがぶつかり合って、袋の底が赤い汁であふれていたこともある。でも美味しさはそのままだし、量がたっぷりあるから多少の損失は気にならない。いちごやさくらんぼを500グラム位買って、ひとりで一気に食べ切るのは日常茶飯だったが、果物が高価な日本ではそんな豪快なことをする勇気は持てない。
ドライフルーツで気に入っていたのは、あんず(アプリコット)だ。乾燥で甘味が凝縮されているので、ナッツとともに食べると丁度良い。種付きのものは熱い紅茶の中に入れて少しふやかして食べたりしていた。ついでに種を割って中の「仁」を食べるとアーモンドのような風味がしてなかなかいける。考えてみれば杏仁豆腐の原料になるのだから美味なはずだ。
他にも、石窯で焼いた円盤型の「ナン」と呼ばれるパン、クッキーやハルバなど甘い物もたくさん並んでいるのだが、食べ物の記憶が頭の中で洪水のようにあふれ出しそうだからそろそろ切り上げよう。
もし皆さんが中央アジアを訪れてバザールへ足を運ばれる機会があったら、物珍しさから買い込んだ品々の重みで両手が痛くならないよう(筆者経験済み…)ご注意を!

以上、駄文を連ねてしまったが、キルギスという国にわずかでも関心を持っていただけたなら幸いである。

なお2019年からキルギスについての寄稿を続けてきた実業之富山のウェブサイトは今春なくなったのですが、その後も「キルギスからの便り」はnoteで綴っています。 (倉谷恵子)



注:空に手の届く研究現場から
(1)自由対流圏に集う研究者たち、「実業之富山」2018年1,41-51
(2)非日常の環境下で想定外の現象をつかむ ibid 2018年2,30-37
(3)世界規模境問題に貢献できる観測網を   ibid 2018年3,30-35
 


以上が、倉谷様のブログです。
キルギスの現状について、面白くて美味しい情報がいっぱいですね。
また続きを書いていたければと思います。

(広報委員会)

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7月31日
「雨上がりの夕方、雲海に浮かぶ影富士がきれいです。雲の上を歩きたくなるそんな感じです。」
山頂の千田敦司班員からチャットでメッセージが届きました。
この日は早稲田グループの皆巳事務局長ほか3名、シ‐テックの2名が日帰り登山でした。


 7月31日(撮影:千田敦司)


 7月31日(撮影:千田敦司) 

8月1日
再度交代した岩崎班長からです。
「おはようございます。今日から8月、後半戦です。
一枚目は昨日の雨を降らせた積乱雲。2-3枚目は今朝馬の背~山頂、
そろそろ盛り山の気配ですね。」


 8月1日(撮影:岩崎洋)


 8月1日(撮影:岩崎洋)


 8月1日(撮影:岩崎洋)

加藤俊吾理事グループ3名(「富士山頂における一酸化炭素、オゾン、二酸化硫黄の夏季の長期観測と火山ガスの越冬観測」)の微量気体濃度を測定しながら日帰り徒歩登下山でした。
なお、7月23-24日は、前回山頂に沢山いた昆虫(ムシヒキアブ)は見られなかったとのことです。


 都立大学生の徒歩登下山(8月1日、撮影:加藤俊吾)


 都立大学生の徒歩登下山(8月1日、撮影:加藤俊吾)

午後から強風で、砂ぼこりが顔に当たって少し痛いくらいだったとか、
8月2日も強風が続き、屋外作業は大変だったようです。
(山頂班日報より)

8月3日(土)
「今朝は一面の雲海でした。2300level位でしたので、山の高さが良く判ります。見えて居たのは北に浅間山、北東方面に日光白根、男体山、女峰山などです。後はみんな雲の下でした。8時過ぎると雲が上がって、今はもう見えません。」
岩崎班長からです。


 北東方向 日光白根と男体山(8月3日、撮影: 岩崎洋)


 北方向。奥に浅間山(8月3日、撮影: 岩崎洋)


 南東方向(2024年8月3日、撮影: 岩崎洋)

8月3日から、高所医学(自治医科大学小森孝洋教授グループ)による「高所滞在中の血行動態に自立神経が及ぼす影響についての検討ー日常生活時との比較」の研究が始まっています。

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