太郎坊のそよ風

認定NPO法人 富士山測候所を活用する会 オフィシャルブログ

2025年06月

富士山環境研究センターの小山研究員からJpGU(日本地球惑星科学連合2025年大会、2025年5月25日〜30日、幕張メッセ)のお土産をいただきました。

富士山をイメージしたと思われる白と水色の缶に富士山のシール、かわいいです。



中はこんな感じ。この見た目、なんだと思いますか?





実はこれ、「富士山スコリア焼きチョコレート」というお菓子らしいです。
ウェブサイトで検索してみると、黒いスコリアは黒ごま味、赤いスコリアは紫芋味のチョコレートだそうです。

ウェブサイトの説明書きには、
スコリアは見た目、触感ともに実物スコリアとそっくりさんですので、作っている本人も地面に落ちているのを見ると見分けがつきません。くれぐれも富士山腹で落とさぬようお気をつけください。
とありました。

確かに、これは分かりません...。

気になるお味は...職場の同僚たちと食べてみました。

「火山ガスが噴き出たような間隙が再現されている!」
「食べた瞬間はクッキーやかりんとうかと思ったらチョコだった」
「意外とスッキリした甘さで美味しい」
「こんな美味しいチョコ初めて食べた。たまたまこの部屋に入って来てよかった」
「ネコのう◯こって見た目は本当にこんな感じ」(?)
「見た目はちょっと怪しいけど、ほんのり紫芋と黒ゴマの味がして美味しい」
「岩っぽいシュークリームを作って、その中にこれを入れて、「ざくざく!スコリアシュークリーム」を作ると絶対に美味しい」(?)

さすが私の職場、想像の翼を羽ばたかせた感想がお茶目ですが、結論としてはすごく楽しい上に美味しいお菓子だということでした。

製造者のジオガシ旅行団さんは他にも「ジオ菓子」という地学(ジオロジー)に関連するお菓子を作っておられるようです。(柱状節理クッキーや枕状溶岩クッキー、斜交層理パイなど!)

このようなお菓子が売られているとは、JpGUとは楽しそうですね。
良いネタを提供してくれた小山研究員に感謝です。

さて、いよいよ今年の夏期観測も来月に迫ってきました。
各研究グループや本NPOも研究機材の準備やロジスティクスの調整を着々と進めている最中です。

「美味しいスコリア」を食べながら、観測に向けて気分を高めています。


(広報委員・村田浩太郎)


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 しんぶん赤旗日曜版6月8日(16-17ページ)

6月8日(日曜日)しんぶん赤旗日曜版に2ページ見開き全面を使って、大河内副理事長の「マイクロプラスチックが大気からも検出」が報道されました。
人間が生きていくうえで欠かせない空気からマイクロプラスチックが検出され、関心を集めています。早稲田大学創造理工学部の大河内博教授(環境化学)に聞きました。”
この記事はまず、大河内博副理事長の富士山頂ほか3地点での研究紹介から始まります。2023年に世界的に認められた論文は2019年の発見に始まったこと、採取法、物理的、科学的測定法などの説明があります。
アンコール遺跡調査でAMPsに関心が向く
大気中のものはごく微小、肉眼で見えない汚染
2017年以降カンボジアの遺跡調査に加わったことで、南アジアのプラスチック汚染に衝撃を受け、大気汚染の測定を始めたこと、海洋のマイクロプラスチック(MMPs)と比較して、格段に小さい大気のマイクロプラスチック(AMPs)の分析法を確立するにあたって、MMPsの専門家・高田秀重・東京農工大教授を訪ねたことなどがまとめられています。
上空の紫外線で劣化しメタンを放出しやすい
上空循環するAMPs、全地球的に汚染を広げる
AMPsは人体影響だけでなく、地球環境にも影響を与えることが解説されています。
アースドクターめざし、問題出る前に治したい
これまでの大気汚染公害などのように、健康や環境に影響が出てから大差作をするのではなく、つねに研究データを地道に積み重ねて、問題を解決したいというアースドクターを目指す。という大河内副理事長の主張と日常生活であふれるプラスチックへの問題定期で締めくくられています。

詳しくは、新聞社の許可を得ているので画像を拡大して記事をお読みください。

(広報委員会)
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第111回 理窓サイエンスカフェ
『世界遺産・富士山頂でマイクロプラスティックを捕まえる』 
 ~地球表層を循環するマイクロプラスティック~


 講師の大河内副理事長(中)と植木会長(右)

5月31日に東京理科大学で第111回 理窓サイエンスカフェが開催されました。
講師は本NPO副理事長の大河内博先生です。
演題は
『世界遺産・富士山頂でマイクロプラスティックを捕まえる』 
 ~地球表層を循環するマイクロプラスティック~
参加者数は31名でした。
理窓サイエンスカフェは、東京理科大学の卒業生と神楽坂の人々が交流する場として、2012年7月から開催されています。東京理科大学の同窓会である理窓会の外部団体が主催で、参加者の多くは同窓生です。大学教員のOBも多く、理学博士、工学博士、医学博士も複数おられます。
もう一つの特徴は、1時間の講演のあと、神楽坂の銘菓をあてにテータイムが15分ほどあり、その後、1時間ほどの質問時間があることです。

講演の内容をいくつかご紹介します。



1. プラスティックの現状



2. マイクロプラスティック(MPs)とは?海と空とで何が違う?



3. 大気中MPsの発生源



4. 大気中MPsの健康及び環境リスク



5. 大気中MPsの実態



について、実にスライド65枚を使用して行われました。
また、たくさんの質問がありました。例えば、
・脳へ吸収されるということですが、マイクロプラスティック(MP)は分子?破片?ポリマー?(工学博士)
・フランスはすぐにミネラルウォーターエビアンの販売を中止したが、日本はそのような政策はしないのか?
・国立環境研究所ではMPの健康影響としてこのような論文を出しているがどうか?
・どうして富士山ですか?乗鞍岳には宇宙線研究所があり、アクセスも良く通年観測ができる。宿泊施設もあるけど、どうですか?(元東京天文台員)
・マイクロプラスティックは高分子だと思いますがどのような反応をしますか?(工学博士、高分子学会員)

広い分野の専門的な質問に澱みなく答える大河内先生は、さすが環境総合研究推進費の代表者だと思いました。
理窓サイエンスカフェでの本NPOの理事の講演は3人目になります。
2014年9月 第25回「微小粒子状物質PM2.5とは何か」三浦和彦
2017年8月 第57回「最近の異常気象と地球環境の変化」平井信行
理窓サイエンスカフェは毎月行われています。ご興味のある方はぜひご参加ください。
理窓サイエンスカフェオフィシャルサイトはこちら



出席者の記念撮影(撮影 サイエンスカフェ幹事 原田紀枝子氏)

以上、三浦和彦理事長の投稿ブログでした。

(広報委員会)
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(前回に続く)

5月17日の静岡での集会の成功をうけて、渡辺事務局長は東京での開催を6月26日(日)に日本科学未来館のホールで、登山家の田部井淳子氏と三浦雄一郎氏の講演を目玉に設定しました。

2005年のポスターです。



その反応は、静岡県内からさらに広がり、東京新聞、中日新聞、静岡新聞に取り上げられました。


 2005年06月27日、静岡新聞、東京新聞、中日新聞の紙面より


2005年6月27日静岡新聞の記事より
静岡新聞(朝刊)の紙面には、
「富士山測候所活用訴え、都内で促進大会」、専門家ら宣言採択、三浦雄一郎氏、田部井淳子氏、研究拠点化に期待」という文字が踊り、
当時の、三浦雄一郎氏(現NPO顧問)と故田部井淳子氏(元NPO理事)の写真が大きく載せられていました。

東京新聞の社会面には、
無人化された富士山測候所の学術的な活用を考えるシンポジウム「よみがえれ富士山測候所」が26日、東京都内で開かれた。学際的な研究者グループ「富士山高所科学研究会」が主催。市民ら約100人が参加した。…
中日新聞には萩原誠記者の署名記事で、
「富士山を高所研究拠点に、東京でシンポジウム、測候所の活用法探る」
というタイトルで、
気象衛星の発達などで昨年(2004年)無人化された富士山測候所を高所科学研究拠点として残そうと富士山高所科学研究会によるシンポジウムが日本科学未来館であった。研究者や山岳協会、行政関係者ら約」130人が参加。…
…現在、気象庁や静岡、山梨両県が参加する「富士山測候所山頂庁舎有効利用検討委員会」が利用法を検討している(萩原誠)
と掲載されました。

この集まりでは、浅野勝己筑波大名誉教授(現・NPO顧問)、土器屋由紀子・江戸川大学教授(現:NPO理事)、と2月の本ブログでご紹介した山本智・東京大学教授(現:NPO会員)が、プレゼンテーションも行いました。

5月静岡の集会とのこの集会が、実質的にその後の本NPO活動へと発展するきっかけになりました。
NPOへの動きは次回ご説明します。

注:文中の所属・役職はいずれも2005年当時のものです。
(広報委員会)
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