前回に続く)
いまから20年前の2006年の1月はどんな日々だったでしょうか?
まるでお約束のようにお正月は富士山の写真が多くの新聞を飾ります。
この年も例外ではなく、前年に成立した新しいNPOが各方面で取り上げられていました。
しかし、残念ながら画像は残っていないのですが、いくつかを紹介します。

1月12日 ADORC(酸性雨研究センター、現ACAP、アジア大気汚染研究センター)の集会が環境省の東京談話室でありました。

1月16-18日AIE(科研費特例領域「東アジアにおけるエアロゾル大気環境インパクト」(2000-2004))の大規模な報告集会が京都で行われました。

この科研費特定領域については「本NPOの20年を振り返る(その1)」でもご紹介しましたが、笠原三紀夫京大教授を中心としたもので、大気化学研究者の大半が集まっていました。
その一部を分担したのは農工大・赤木右教授を中心とした富士山観測グループで、この集会では、土器屋が講演を行い、片山葉子教授らの大気中のCOS(カルボニルサルファイド)濃度の鉛直分布を紹介しています。

      2005年1月16日 AIE報告集会でのスライド







この頃、日本気象学会理事長だった廣田勇京都大学名誉教授による学会のNPOへの協力要請が行われました。

1月27日:麹町プリマベーラでNPOの集会を行っています。これがNPOとしての実質の第3回運営委員会で、第19回富士山高所科学研究会(議事予定)となっていますが、これ以後は高所科学研究会としての記録はありません。

高橋(邦)、五十嵐、浅野、土器屋、渡辺、櫻井、大河内、片山、岩崎(敬称略)のおなじみのメンバーにNPOの事務局として、プリマベーラの春名薫氏、黒水恒夫氏が加わり、自己紹介から始まりました。

櫻井氏からNPO設立申請に関して、3月に認可の予定であるとの報告がありました(実際の認可は4月28日)。浅野理事長より、大成建設への国際集会援助要請の報告がありました。それに伴い、3月を目処に国際シンポジウムを開く案が急遽浮上しました。

そして早速、中国・韓国(長白山)、ハワイ(マウナ・ロア山)、スイス(ユングフラウヨッホ、モンテローザ山)への交渉へとつながってゆきます。詳しくは次回ご報告します。

(広報委員会)
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