太郎坊のそよ風

認定NPO法人 富士山測候所を活用する会 オフィシャルブログ

2026年06月


JFM レコレールより

6月29日 JFM(ジャパンエフエムネットワーク)レコレールに大河内副理事長が生出演しました。

レコレールは、鬼頭由芽さんがDJを務める「毎日アップデートされる”世の中の今と小さな変化“をやさしく、分かりやすく音楽にのせてお届けする番組」です。
14時台は私たちがすでに吸い込んでいるかもしれない「大気中に広がるプラスチック汚染」について大河内博教授に解説して戴きます。メッセージテーマは「あなたのリサイクル術」。プラスチック汚染の問題はごみの減量が大切です。


鬼頭由芽さんと大河内副理事長 JFMwebページより

放送内容をGeminiさんに要約してもらいました。

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大気中のプラスチック汚染(要約)

海から大気へ:循環するプラスチック
「海洋プラスチックゴミ」が2050年には魚の量を超えるという予測がある中、最新の研究により、プラスチック汚染は海に留まらず大気中にも広がっていることが判明しました。海に流出したプラスチックは微細化して「マイクロプラスチック」や「ナノプラスチック」となり、それが大気中に放出されることで、地球規模で循環していると報告されています。

汚染の発生源と観測

大気中への飛散は陸上からも起きています。

太陽光によるプラスチック製品の劣化・微細化
自動車のタイヤゴムの摩擦による粉塵
人工芝からの流出

大気中のマイクロプラスチック(微粒子)を捉えるため、北海道から沖縄、さらには富士山頂など国内約20箇所、および東南アジアや極地(北極・南極)で世界規模の観測を行っています。特に富士山頂は風が強く空気がきれいな「自由対流圏」に位置するため、偏西風に乗って地球規模で広がる汚染を捉える重要な拠点となっています。

人体への影響と環境リスク

肉眼で見えない2マイクロメートル以下の極小粒子を分析できる新技術の導入により、プラスチック粒子が人間の肺の最深部(肺胞)や、鳥の肺からも検出されています。また、脳、肝臓、腎臓のほか、妊婦の胎盤からも見つかっており、アルツハイマー病や心筋梗塞、脳卒中などへの影響が懸念され、現在因果関係の解明が進められています。
地球環境においては、色付きの微粒子が太陽光を吸収して地球温暖化を加速させる懸念や、紫外線による劣化・分解時に二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスを放出している可能性が指摘されています。

私たちにできる対策と未来への展望

個人レベルでは以下の対策が挙げられます。

ゴミのポイ捨てをなくす
プラスチック製品の屋外での劣化・悲散を防ぐ
自動車の利用を控える
衣類の洗濯時に繊維くずの流出を抑える

また、研究により、コナラなどの樹木の葉が、大気中のマイクロプラスチックを約6割捕捉(ブロック)してくれることが分かってきました。今後は街路樹や公園林などにこうした樹木を植えていくことで、大気汚染を物理的に減らすアプローチも期待されています。

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また、番組のポッドキャストページ「レコレール・アップデーツ」でも放送内容をご覧いただけます。
https://jfn-pods.com/program/300004982/article/5Kzpsoh9dI

放送はradiko(ラジコ)で7日以内まで聞くことができます。
https://radiko.jp/#!/ts/INT/20260629140000



(広報委員会)
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(本NPOの20年を振り返る(その17)の続きです)


 2006年夏の山頂付近

「地球観測システム構築推進プラン」から正式に不採用の通知が来たのは6月15日でした。

落ち込んでいるNPOメンバーのところへ、気象庁企画室の長谷川企画調整官(のちの気象庁長官)から協議会の申し入れがありました。6月19日に、渡辺豊博事務局長(ジャンボさん)とともに浅野理事長、土器屋副理事長、高橋邦明監事、櫻井芳之事務局員で出かけ、気象庁側は長谷川直之企画調整官他5名が対応されました。

まず、NPOから「地球観測システム構築推進プラン」が不採用になった説明を行いました。

気象庁側からは「国有財産法の改正に伴う気象庁の対応について」課長補佐が説明し:
1.次年の4月以降富士山測候所を民間に貸し付けることができる。
2.貸付先については原則入札によって決定する。
3.使用目的は…富士山8合目より上は御神体となっており、浅間大社との関係から高い公益性のある事業が含まれることが求められ…気象庁としては当NPOは貸付の対象団体としてふさわしいと考えている。…その他貸付場所、期間、使用料、維持管理の規定などについて全体で10項目が提示されました。

続いて「庁舎維持管理費について」技術専門官から具体的な数値を上げた説明があり、
次回の「富士山測候所山頂庁舎等有効利用委員会」の開催について、7月下旬を考えていること、その際にNPOからある程度具体的な富士山測候所の利用案を提出してほしい旨の長谷川企画調整官の発言と、富士山測候所見学会についての吉見技術専門官からの具体的な提案があり、1時間超の会談が終わりました。

櫻井さんの当時のメールをご紹介すると
”この協議は長谷川企画官からの申し入れによるものです。気象庁の内部で富士山測候所の取り扱いについて大きな方向転換があったようです”
…とあります。測候所の「貸与」への視野が開けたと言えるでしょうか?

これは、当時山頂を利用していた科研費グループにも伝えられていました。

五十嵐康人・気象研究所主任研究官からNPOあてに企画室からも19日の話し合いの結果が伝えられ、
特に電源について
「当庁では、電源ケーブルの維持管理に多大な経費がかかることから、商用電源の使用は終了し、発発に切り替える方向で検討を進めています。…今回の研究や今後の取組においてこのことを踏まえ、商用電源に替えて発電機や電池を使うこともオプションの一つとして持っていた方がよろしいかと思います」…とあります。

塩谷前文部科学副大臣から渡辺事務局長に文部科学省坂本室長が地球観測プランに代わる助成金の案を持っている旨の連絡があったとのことで、呼び出しを頂いたのが、6月30日です。
ここから、JAMSTEC(独立行政法人海洋研究開発機構)とのお付き合いが始まります。

7月4日に、JAMSTECへ出向きました。詳しくは次回ご報告します。
(広報委員会)
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「多摩川台公園」にて撮影

こんにちは~
最近の関東地方は傘の欠かせない☔梅雨真っ盛りですね。

先日6月18日、
御殿場基地では今年の夏期観測に向けた打ち合わせと事務所開きが行われ、
いよいよ2026年のシーズンが本格的にスタートしました。
(詳細はこちらのブログをご覧ください)

同日、話を聞きつけた広報メンバーが
富士山を都内でぜひ見たいと「多摩川台公園」へお散歩に出かけました。



2019年のブログでご紹介した多摩川浅間神社からの富士山の写真、
覚えていらっしゃいますでしょうか?

その神社のすぐお隣にある「多摩川台公園」も
知る人ぞ知る見事な富士山のビューポイント🗻

しかも今の時期は、園内を色鮮やかに彩るアジサイの名所としても非常に有名なんです。



アジサイたちがちょうど綺麗に見頃を迎えていました!



この日はあいにく東京は午前中ずっと雨でした。

しかし、午後からお天気が良かったこともあり、
展望台からは遠くにある富士山の姿を見ることができました✨





少し雪を残した富士山の美しい佇まいと
初夏の爽やかな空気を皆様にお届けできたでしょうか?
(贅沢を言えば「アジサイと富士山を1枚の写真に収めたかった…!」とのことですが(笑))

7月1日の富士山頂測候所開所に向けて、
山頂班の過酷な準備活動(雪かきや補修など!)が本格化しております。

遠くに見える富士山頂で、
「安心安全」を第一に活動を続けてまいります。

皆様、どうぞご支援、ご声援どうぞよろしくお願いいたします!


(広報委員会)

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6月18日、すばしりから見た富士山 数日前に降った雪がところどころ残っています

6月18日(木曜日)、御殿場基地において皆巳幸也事務局長と本NPO東京事務所の鈴木茂美さん、古谷智子さん等と山頂班の岩崎洋班長、長門敬明班長、増本亮班長、坂本健二班長と御殿場班の古谷朋之班長が集まり夏期観測に向けた打ち合わせと事務所開きを行いました。


御殿場基地から見える富士山






今年から3台分確保された駐車場の目印も新しくなりました

いよいよ2026年の夏期観測のスタートです



2018年にコロラドからRuss Schnell 博士によって運ばれたお手製のLittle Library も健在で、御殿場基地事務所の玄関でNPOの資料を展示しています。
(※常設展示ではありません)

今年は山頂の夏期観測も20回目、気象庁との第5次契約の3年目に当たります。
先日のキックオフミーティングでお知らせしましたが、新しい2件のプロジェクトを加えた36件(山頂及び太郎坊)の研究活動が予定されています。

これから、7月1日の山頂測候所開所まで、山頂班の準備活動が始まります。
まだ雪が残っている山頂へ徒歩で登り雪かきや電源チェック、庁舎の補修などのハードワークが続き、7月1日の開所に備えます。

山頂で使用する物品の確認を行い、6月19日早朝、増本、長門、坂本の班長3名が上山します。
開所に向けた準備活動が本格的に始まりました。

今年も安全安心な山頂活用を祈っています。

(広報委員会)
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枠外

きしょう春秋記事

気象庁の労働組合のOB会・気象春秋会の本年の定期総会の特別講演(2026年6月28日)で、本NPO法人の土器屋由紀子理事が「富士山測候所のいま」と題して講演します。

気象春秋会は気象庁内部に事務所があり、「きしょう春秋」という機関誌を奇数月に発行している集まりですが、本NPOのスタート時から、富士山測候所勤務OB/OGを中心に長いご支援を頂き、多くの方が本NPOの会員、賛助会員となっておられます。

本NPOの20周年に当たり、測候所勤務時代のノウハウを教えて頂いた、OB/OGの方々に、無人化後20年間のNPO活動をご紹介する機会を頂きました。
この特別講演はリモートで一般公開されます(無料)

ご来聴頂ける方は下記へご連絡願います。
kishoshunjukai@gmail.com 

気象庁時代の懐かしい話も盛り込んで講演を予定しております。
スクリーンショット 2026-06-15 053531

スライドを準備していたら、本NPOの「芙蓉日記の会」に元仙台管区気象台長で1964年には富士山レーダー建設を担当された清水逸郎様のご遺族から、上のようなメダルの画像と替え歌(?)を頂きました。
山頂にレーダードームがあった頃が思い浮かぶでしょうか?こんなお話もできたらと思います。

お時間のある方はご連絡お願いいたします。

(広報委員会)
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