太郎坊のそよ風

認定NPO法人 富士山測候所を活用する会 オフィシャルブログ

2026年07月

岩崎洋班長から7月26日(日)朝の8枚です。
















 7月26日早朝(撮影:岩崎洋)

続いて、山頂班からも御来光の写真が届きました。




 7月26日御来光と影富士(撮影:山頂班)

「上の2枚が今朝(7月26日)の御来光と影富士です」
「あとの5枚は昨日の写真です」 とのことです。










 7月25日(山頂班撮影)

岩崎班長からさらに「ちょっと季節外れのうろこ雲(巻積雲)です。」


 7月26日うろこ雲(撮影:岩崎洋)

以上が午前中の話だったのですが、14時44分「いきなり雷で、あられが降りました。
山頂から涼をお届けします」
続いて「14:20から、商用電源落としています」とのことです。
山頂では久しぶりにまとまった量の降水があったようです。


 突然のあられ (7月26日、山頂班撮影)

たくさんの写真の整理が追いつかないほど慌ただしい天気の変化に追われた一日でした。

(広報委員会)

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2026年7月14日から15日にかけて台北で開催された「2026 7-SEASワークショップ」および「Lulin Atmospheric Background Station(LABS)20周年記念式典」に招待されました。

主催者である台湾・国立中央大学のNeng-Huei (George) Lin先生は、土器屋由紀子理事と長年の交流があり、昨年12月には東京事務所でハイブリッド形式の談話会を行いました。

今回は、土器屋理事の代理として、村田浩太郎理事がワークショップ及び式典に参加して口頭発表を行ってまいりましたので、その様子をご報告いたします。


 海外からの来賓として壇上で記念撮影(Prof. Chitsan Lin提供;左から4番目が村田理事)

LABSと富士山測候所、20年の歩み
ワークショップでは、7-SEAS(東南アジア域の大気環境に関する国際研究ネットワーク)の枠組みのもと、東南アジアを中心に各国から研究者が集い、越境大気汚染やエアロゾル化学、長期観測に関する最新の知見が報告されました。

また、今回のワークショップは、台湾・玉山国家公園内にある鹿林山大気背景観測所(Lulin Atmospheric Background Station: LABS、標高約2,862m)の観測開始20周年を記念する式典を兼ねたものでした。本NPOも今年で設立20周年を迎えます。標高の高い場所で長期にわたり大気を観測し続けてきたという意味で、LABSと富士山測候所は、東アジアにおける2つの山岳観測所として重なる歴史を歩んできたといえます。

登壇
15日のセッション「Lulin Station and High-altitude Observations」では、村田理事が、"Two Summits, Twenty Years: Mt. Lulin and Mt. Fuji as Complementary Observatories above the Clouds of East Asia"と題して口頭発表を行いました。

内容は、富士山測候所の20年の歩みの概説と、富士山測候所でどのような研究データを蓄積し、LABSと互いにどう補完し合える関係にあるかを紹介するものでした。近年の富士山測候所での研究の取り組みとして、昨年12月の鹿林山との小規模なセミナーで紹介した4つのテーマをとくに取り上げて紹介しました。

発表後はGeorge Lin教授から、今後2つの山頂観測所の持続と連携に関して前向きなコメントをいただきました。また、休憩中に別の台湾の研究者から、富士山測候所の歴史や歩みにとくに感激したという感想もいただきました。


 登壇の様子(富山大学・青木教授提供)

会場の様子など
会場は台湾環境部(日本でいうところの環境省)のホールで、7-SEASの東南アジアの研究者(タイ、ベトナム、フィリピン、マレーシア、シンガポール等)に加えて、韓国やアメリカ等のエアロゾル観測ネットワークの研究者らや現地の研究者・学生でほぼ満員になる大規模なものでした。


 会場の様子(撮影:村田理事)


 受付に本NPOの英文パンフレットも置かせていただきました(撮影:村田理事)

ポスター発表も台湾の学生が中心に数多く行われており、台湾の研究活動のエネルギーの高さを感じました。その間や毎回の休憩時間にもコーヒー、紅茶、焼き菓子やフルーツなどが提供され、非常に手厚いおもてなしでした。


 休憩時間の様子。皿いっぱいだったものがほとんどなくなっていますが…(撮影:村田理事)

参加者へのギフトも素敵で、LABSの20周年ロゴ入りのトートバッグにポロシャツ、マグカップでした。


 参加者に配布されたギフト。鹿林山(Mt. Lulin)の文字から鹿をモチーフにしたロゴがあしらわれています(撮影:村田理事)

おわりに
同じ20周年という節目に、遠く離れた台湾の高所観測所と富士山測候所の歩みが重なったことは、不思議な巡り合わせを感じさせるものでした。今回さらに広く築くことができたつながりを、今後の富士山測候所での観測活動や国際共同研究に生かしてまいりたいと思います。

(広報委員会)
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7月23日(木)は日本大学、静岡県立大学、埼玉県環境科学国際センター、湘南工科大学、青山シビルエンジニヤリング、理研・東京大学、西オーストラリア大学などの15名が登山。山頂はにぎわっていました。 そんな中、村田浩太郎理事から「ピーちゃん」と思われるイワヒバリに再開したとの嬉しいメールが届きました。




 7月23日14時11分 (撮影:村田浩太郎)

「口笛吹いたら逃げないで近づけさせてくれました」とのこと。
きれいな2枚の写真が来ました。
早速、翌日(7月24日)登山予定の岩崎洋班長に転送したところ、
「明日上がったら探してみます」とのことです。
続報をお待ちくださいね。

この日、今年のトライアル研究で注目されている理化学研究所香取秀俊博士グループの「光格子時計による富士山頂の相対論的測地に向けた自由空間光リンクの検証」についてNHKの取材が行われていました。






 チューターの皆巳事務局長と取材風景ほか(撮影:村田浩太郎)

鴨川仁副理事長グループの取材も行われていました。






 鴨川仁副理事長と湘南工科大学の取材風景(撮影:村田浩太郎)

その他、青山シビルエンジニヤリング・小柳津由衣氏の作業風景や日大グループの写真も送られてきました。


 観測機器調整中の青山シビルエンジニヤリング「イマフジ。」プロジェクト(撮影:村田浩太郎



日大グループ「富⼠⼭頂越冬観測を活⽤した⼈⼯衛星教材「お天気サット」の開発と実証」作業風景

23日中に9名が研究終了後下山、6名が長時間滞在で研究を続け、24日(金)はさわやかな朝を迎えました。
下の写真は7時過ぎの山頂の様子です。


 7月24日朝の雲海


 7月24日7時 西側崖からの影富士(撮影:村田浩太郎


24日(金)岩崎洋班長が再登山して、横山勝丘班長と交代しました。
「午後から霧で視界がなくなりみるみるうちに風が強くなってきました。」(作業日報より)とのことです。

(広報委員会)

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 2006年7月(JAMSTEC駒崎雄一サブリーダー、櫻井芳之氏、伊倉秀雄氏、土器屋理事)

2006年当時、JAMSTEC(独立行政法人・海洋開発研究機構)には「地球環境フロンティア研究センター」という大気研究部門があり、大気環境学会でおなじみの秋元肇氏が大気組成変動予測研究プログラム・ディレクターとしてトップにおられました。

NPO事務局の櫻井芳之氏のおかげで、文部科学省で落とされた書類を美しくお色直しして、首都大学東京の梶井克純教授(秋元先生が東大教授時代の助教授)と一緒に横浜市杉田の「横浜研究所」へ説明に出かけたのは7月初めの暑い日だったことを思い出します。

秋元ディレクターの下で富士山担当になられたのが、こちらも慶応大学理工学部との共同研究などでおなじみの駒崎雄一データ解析部サブリーダーでした。学会などでの知り合いが多く、プレゼンは良い雰囲気で無事終了。「富士山頂を利用した越境大気汚染の観測システム構築と観測(業務研究:アジアにおける大気汚染物質の輸送・変質に関する研究)」が平成18~22年度(継続)でスタートすることになりました。

また、JAMSTECとの共同研究だけでは財政が賄えないことも考えて、文科省からは一般財団法人新技術振興渡辺記念会への助成金の応募も示唆され、梶井克純教授を代表とする「富士山を利用した東アジア越境越境汚染システム構築に関する調査研究」が始まりました。現在まで続く長いご支援をいただくことになった「渡辺記念会」との出会いもこうして始まりました。

なお、この月のはじめ(7月1日)に、橋本龍太郎元総理の急逝という本NPOにとってショックなニュースが入りました。日本山岳ガイド協会の会長も兼任しておられ「麻布高校山岳部」元部員でもいらした橋本氏は本NPOにとって最も理解のある偉大なサポーターでした。中村徹会長をご紹介くださり、ご自身は表に出ないと言われながらも、「この仕事は成功させたいんだ」とおっしゃってくださった元首相の存在はこれ以上にない有難いものでした。これから、様々な場面でお世話になりたいと思っていた矢先で、ジャンボさん(渡辺豊博事務局長)はじめNPO事務局はご冥福を心からお祈りするとともに、すっかり落ち込んでしまっていました。

(広報委員会)
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山頂の横山勝丘班長からメールが来ました。

「おはようございます。
上山してからすっかりご無沙汰しておりましたが、ここ数日の剣ヶ峰からの写真を送ります。
昨日(7月21日)の午後は久々に軽く雨が降りました。同時に雷もあり、3時頃には吉田口の山頂付近に落雷あり。物凄い音と光、それに衝撃波?のようなものに驚かされました。
三連休中日の午後は馬の背の下まで行列ができていました。ここ数年ではかなり珍しいかと思います。
私は明後日下山します。
山頂班 横山から送信」



 7月19日(日)、剣が峰から東京方面の夜景を見る(撮影:横山勝丘)


 7月20日、薄明光線( チンダル現象 )(撮影:横山勝丘)


 7月21日(火)、北関東方面上空に出現した積乱雲(撮影:横山勝丘)


7月21日(火) 成就岳~朝日岳に掛かる虹(撮影:横山勝丘)

7月20日、3連休最終日の海の日(月曜日)には早稲田大学・大河内副理事長グループ4名が登頂。
「富士山体を利用した自由対流圏におけるエアロゾル‐雲‐降水相互作用の観測」の研究がスタートしました。
都立大学加藤俊吾理事グループも7月10日に続いて20日に2回目の登山と下山、「登山道の火山活動監視のための微量ガス測定」や、2020年のクラウドファンディングのリターン事業も含まれています。
(広報委員会)
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