太郎坊のそよ風

認定NPO法人 富士山測候所を活用する会 オフィシャルブログ

カテゴリ: その他

10月下旬になり、ようやく東京からも富士山がよく見える季節になりました。本当に今年の夏の暑さは異常でした。
次の写真は東京方向から見た富士山です。皆様が一番見慣れたシルエットではないかと思います。

20231023
2023年10月23日の富士山(浦安から)

筆者は勤務先が静岡という事から日本平へはよく行くチャンスがあります。次の2枚の写真は日本平からの富士山です。手前にはお茶畑もあり、典型的な静岡の景色ですね。清水港の風景もよくわかります。
私の娘も小学校の図工の授業で富士山をスケッチした事がありましたが、きちんと宝永山を描いていました。さすが静岡市民です。

20201218
2020年12月18日の富士山(日本平から)

20210125
2021年1月25日の富士山(日本平から)

ところが、富士山のスケッチで、富士宮市の小学生の描く富士山は山頂が尖っているのです。東京から見る富士山のシルエットとかなり違います。次の写真は富士宮市の富士山世界遺産センターから見た富士山です。確かに山頂が尖っており、東京から見るのと印象が大きく違いますね。

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2023年8月29日の富士山(富士山世界遺産センター展望台から)

まとめますと、次のような感じでしょうか。富士山の大きさを実感します。
スクリーンショット 2023-10-31 16.53.34

山梨県側から見た富士山についてはまた別の機会に。

(文責:長尾年恭)
(広報委員会)

認定NPO法人富士山測候所を活用する会とは

2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。

また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かるのです。

しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。

そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いいたします。

本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)です。
ご寄付に関しては、控除もありますので詳しくはウェブサイトなどでご確認ください。

日頃、受託研究でお世話になっている(一財)新技術振興渡辺記念会の新しいパンフレットの表紙に
本NPOのインスタグラムから影富士の画像を採用して頂きました。

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(一財)新技術振興渡辺記念会パンフレット

表紙の写真は、旧富士山測候所で大気化学・大気物理学などの観測中に、雲海に浮かび上がった影富士をとらえたものです。高層の大気は人間活動による汚染から遠く澄み渡って見えますが、その大気や雲水のなかにもマイクロプラスチックなどが検出されます。当財団が委託し実施する富士山体を利用した調査研究では、東アジアの高山での最初のデータが得られています。(写真提供:認定NPO法人富士山測候所を活用する会)
(一財)新技術振興渡辺記念会パンフレット説明文より

新技術振興渡辺記念会には本NPOの設立の2006年以来、富士山測候所の灯を消さないで頑張るようにと、初期の「富士山頂を利用した東アジア越境汚染監視システム構築に関する調査研究」に始まり「富士山体を利用した福島原発起源の放射性核種の輸送に関する調査研究」「富士山噴火予知のためのSO2通年観測システムに関する研究」などを経て、現在「富士山体を利用したマイクロプラスチックの東アジア大気汚染の実態把握に関する調査研究」を受託させて頂き、さらに「芙蓉日記の会」の発足に至った歴史上の人物の関係者のご紹介まで、長期にわたって、色々な側面からご支援いただいております。
 今年も富士山測候所では、分野横断的な多彩な研究が行われております。
これまでの、温かく有難いご支援に応えて、さらによい結果を出さなければと思っております。
(広報委員会)

認定NPO法人富士山測候所を活用する会とは


2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。

また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かるのです。

しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。

そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いいたします。

本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)です。
ご寄付に関しては、控除もありますので詳しくはウェブサイトなどでご確認ください。



大写し2
  午後1時の明るい太陽の下で輝く福寿草

『富士山測候所のはなし』を読んで下さった塚本良則・東京農工大学名誉教授のお誘いで、二月最後の日曜日に、小仏峠登山口の美女谷(底沢)で、最高に光り輝く福寿草の群落を楽しませていただきました。
”「春が来たよ」と教えてくれる花がある。フクジュソウ(福寿草)である。2月半ばになると家の周りの土手のあちこちに一輪二輪と小さな花を咲かせて、2月の末には土手一面を黄色の可憐な花で飾ってくれた。どういう訳か、谷の中で、少年の家の周りだけに咲く花であった・・・・” (塚本良則著『山里が輝いていた頃』(白山書房、2020年6月)

群落
陽の当たる手前の土手には数えきれないほどの福寿草が咲いていますが、昔はもっと多かったとのことです。

東京農工大学農学部長、日本学術会議会員、砂防学会会長などを歴任された塚本先生が、生まれ育った谷あいの農家を中心に、ひと昔前の山間の村の生活を、少年Yの眼を通して書かれた上述の著書は、ほとんどが自給自足の、農作業、古い農機具、火代(ひじろ、囲炉裏)を中心とした、物は少なくとも輝いていた時代が活写されて、資料としても大切な名著です。

しかし、、住む人は少なくなったものの、この平和な山里を2019年台風19号が襲います。

続編、塚本良則著『山里を襲った土砂災害の体験記:老研究者が鳴らす山里・山裾住人への警鐘』(白山書房、2020年12月)では、家訓”この家の住人の掟:大雨警報が出た時・・・この家に居ることを禁ず。”のおかげで、八王子へ避難し、難を逃れたご夫妻が、外国人を含むボランティアや行政の援助でどうやって、土砂災害に会った敷地を復旧されたのか、そしてそもそもこの山裾の大崩壊はどの様にして発生したのかを、豊富な写真を交えつつ、土砂災害の専門家としての視点から正確に記述されています。

暖かい初春の一日、見せて頂いた福寿草の群落はただ美しいだけではない沢山の物語を秘めているように想えました。

そして、素晴らしい一日の最後に、「富士山測候所の活動も頑張って下さい」と応援して頂きました。
(広報委員会)



認定NPO法人富士山測候所を活用する会とは


2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。

また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かるのです。

しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。

そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いいたします。

本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)です。
ご寄付に関しては、控除もありますので詳しくはウェブサイトなどでご確認ください。

地球からの挑戦状カバー表1帯付き
マガジンハウスのWebページより

マガジンハウスより
地球からの挑戦状 ビイの大冒険
本日、3月17日に発売します!

大河内です. 私が監修を務めた環境漫画が3月に発売されます.
私の考え方もかなり取り入れていただき,
私もアースドクターとして登場させていただきました.
表紙にも登場します(^^;) 本日,マガジンハウスから表紙を贈っていただきましたのでお送りします. NPOのことも私の研究紹介のなかで取り上げていただきました.
加藤先生からいただいた写真も掲載させていただきました.
 
表紙の眼鏡をかけて、白衣を着ている方が 
なんと!
大河内副理事長との連絡を受けました! 
(その他のキャラクターも気になりますね) 

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大河内副理事長です!NPOの事務局にて。
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富士山測候所について書かれているページもあります!

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こちらがそのページです。


本のコンセプトは

 


 キミは何個答えられる? 
 知って、考えて、行動する 考える力をつける学習マンガ
 地球が直面する危機に、小学5年の3人が立ち上がった!
 キミが正しいと思うことは本当に正しいことだろうか。
 他のひとから見たらそれはどう見えるだろう。
 ちがう世界のひとから見たらそれはちがって見えるかもしれない。
 キミの正しさがだれかを傷つけているかもしれない。
 想像しよう。
 自分以外のひとのことを。

 想像力はやさしさのはじまりだ。
                                                                              (本の紹介Webより)




小学生にも、
これから環境問題を学習したい人にとっても
温室効果ガス、地球温暖化、 
異常気象、海洋プラスチック、SDGsなど 

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Q&Aで答えてれる大河内副理事長!とても分かりやすいです!


今、旬なテーマ名が 
盛りだくさんの
とてもしっかりした内容となっております。 
 
著者のお2人が



  高崎卓馬さん
 クリエイティブ・ディレクター/小説家JR 東日本「行くぜ、東北。」
 サントリー「ムッシュはつらいよ」など数々の広告キャンペーンを手がける。

 平田 優さん
 武蔵野美術大学絵画科油絵卒業。
 国内外のさまざまなオリジナル企業キャラクターを開発。
 水彩を使用した作品をメインに、立体など、アート作品も制作。
                
                       Webより



という豪華なお二人です!
内容が気になりますね、              
ぜひご覧ください。                 


(広報委員会) 








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2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。

また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かるのです。

しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。

そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いいたします。

本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)です。
ご寄付に関しては、控除もありますので詳しくはウェブサイトなどでご確認ください。

無題
2021年12月:長尾理事撮影〔綺麗な富士山と柑橘類の良い香が届きそうな写真をありがとうございます!〕


2020年もあと残り数日となりました。


以前も紹介させていただきましたが、
本NPOでは毎月一回、メールマガジンを配信しております。
無題
2021年12月のメールマガジン



メールマガジンは、
無料で配信してますので是非コチラからご登録ください

今年はコロナ禍ということでしたが、
体温測定やPCR検査、
気密性の高い観測所内での換気の工夫や
消毒の徹底など試行錯誤しました。

また富士山測候所での
研究の参加人数や観測項目の制限をして
26プロジェクト、延べ282人の参加となりました。

万全の体制で望んだ結果、
一人の感染者を出すこともなく夏期観測を終了しました。

これもひとえに、皆様のご協力とご支援の賜物です。
ありがとうございました。

しかしながら、
富士山測候所を活用する会の運営費は、
主に測候所の利用料などでまかなわれています。
今年はコロナ禍のため、
規模を縮小しての夏期観測の実施となったことで
厳しい状況に立たされています。

引き続きご声援、ご寄付の程、よろしくお願いいたします。

みなさま、よいお年をお迎えください。🗻


(広報委員会)



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2004年に無人化され、いずれ取り壊しの運命にあった旧富士山測候所。
富士山測候所を活用する会は、この施設を国から借り受け研究・教育の拠点にしようという構想で、2005年に大気化学や高所医学などの研究者が主体となって立ち上げたNPO法人です。

また
富士山頂という厳しい環境の中、その修理費・維持費や、運営費など
年間3000万円という莫大なコストが掛かかるのです。

しかしながら、資金面に関しては、
公的補助もなく研究利用費だけで運営しております。

そこで、皆様からご支援、会員になっていただき未来へ
つなぐ研究の手助けをどうぞよろしくお願いたします。

本NPOは、認定NPO法人(認定NPO法人は全NPOの2%しかない)のです。
ご寄付に関しては、控除もありますので詳しくはウェブサイトなどでご確認ください。



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